外資・日系トップ企業を目指す学生のための就職活動サイト「外資就活ドットコム」

【お知らせ】 現在Internet Explorerにおいて、一部機能が正常に表示されない不具合が発生しております。
ご利用中の皆様にはご迷惑をおかけしまして申し訳ございません。現在復旧に向けて対応中でございます。
※他ブラウザ、アプリにおいては正常に表示されております。

【3分選考対策】J.P.モルガン(投資銀行部門)サマーインターン選考対策まとめ

目次

J.P.モルガン(投資銀行部門)の夏インターンに参加する3つのポイント

こんにちは、外資就活 外銀チームです。
今回は世界有数の金融機関として世界100カ国以上に事業展開している、代表的な外資系投資銀行であるJ.P.モルガン(以下、JP)の投資銀行部門の夏インターン選考を突破するための対策について、以下の3点と詳細な選考ごとの対策からお伝えします。

・どんな質問にも答えを出そうとする思考意欲
・激務をこなせるタフさ
・穏やかな社風へのカルチャーフィット

※ 本コラムの情報は外資就活会員限定コンテンツ「選考体験記」または、外資就活インターン生の経験から抽出しています。

25卒向けJ.P.モルガンの夏インターン・イベント募集情報

【2025卒対象】J.P.モルガン 国内サマー・ワークショップのご案内
締切:2023年6月30日(金)
詳細はこちら

どんな質問にも答えを出そうとする思考意欲

JPモルガンは他の外資系投資銀行に比べても、「自分の頭で考えて答えを出せるか」ということが見られます。例えば、面接で「自分の地元で最も儲かると思うビジネスは何か、その市場規模はどのくらいか」などといった事前に準備しにくい難しい質問が飛んできたこともあります。
このような問いに対して、「分からないなりにもしっかり考えて動揺せずに答えを出すことが大切だと感じた」と内定者は述べています。諦めることなく常に考え続けるように心がけましょう。

徹夜も乗り越えられるタフさ

IBDの業務は非常に膨大であり、早朝から深夜まで長時間労働を行うことも少なくありません。また受け持つM&A案件は買収額数千億円と大規模で業務責任が重いため、精神的な負担も大きいと言われています。 激務をこなすために、バンカーは体力的・精神的にタフであることが求められます。
夏に行われる数日間のインターンにおいても退社後にも引き続きワークに取り組んだり、徹夜で議論を続けるグループもあるようです。
そのため、ESや面接において、部活の厳しい練習を乗り越えた経験などのタフさをアピールできるエピソードを用意しておくとよいでしょう。

カルチャーフィット

JPの社風は「落ち着いている、スマート」といわれます。
実際、インターン参加者や内定者からは「社員は穏やかで優秀、社風と合う雰囲気の人ばかりである」という声がよく聞かれます。
面接やGD、グループワークでチームワークや協調性を見せることも大事です。会社の雰囲気を知っていると、そのカルチャーに合った面をアピールすることができます。積極的に説明会などに参加し、社員と交流する機会を作るようにするといいでしょう。

選考フロー

【24卒サマーインターン】
エントリーシート → 録画面接 → 面接/グループディスカッション →インターン
選考フローは上記の通りです。以下で詳しく解説したいと思います。
※選考フローは変わる可能性がありますので、毎年必ずチェックするようにしましょう。

ES:英語でのレジュメの書き方をおさえよう

選考内容
時期:6月下旬
設問内容:レジュメの提出
・学歴(高校から現在まで)、研究内容
・インターン経験
・部活動などの課外活動の経験
結果通知方法:当日または翌日に録画面接の案内

レジュメの書き方を覚えよう

録画面接などの前に、英語のレジュメ/CVの提出が求められます。これは、選考要素などはなく、提出後すぐに録画面接の案内がきます。しかし、面接などで参照されることがあるため、記入ミスなどがないように気をつけましょう。

外資系投資銀行のジョブまたは、本選考後の採用にあたって英語でレジュメを書くタイミングがかなりあります。今のうちから、慣れておきましょう。英文レジュメに関しては、以下のコラムを参考にしてみてください。

ESをベースに面接が進んでいくので、「なぜ投資銀行部門に興味があるのか」「なぜJPなのか」といった自分の正直な気持ちを面接の中で引き出せるようにしましょう。JPはリーマンショックの際に唯一政府の援助を受けずに立て直した、という話もあるほど世界的なプレゼンスの大きい企業です。そういった企業の強みを知っておくと、志望理由に活かすことができます。
アピールポイント関しては、学生の人となりを見る際に利用されます。その中で、アピールしておきたいのはジュニアバンカーとして求められるタフさです。学生時代にどんな問題に直面したのか、またそれをどのようにして乗り越えたのかがしっかり書けていることが理想です。例えば、過去の内定者は「部活の大会でなかなか上位に行けず部員の士気も下がっていたが、練習メニューの追加や変更を提案し実行したことで上位に入賞できるようになった」というエピソードを書いています。

録画・記述面接:英語でも最後まで話し切る姿勢が重要

選考内容
時期:6月下旬
時間:1時間程度(録画:準備30秒、解答2分)
内容:録画面接の後に記述形式の質問がある
【録画面接】
・潜在的な問題に事前に気づき、実際に問題が起きる前に解決策を見つけ出した時のことをお話しください。その時の状況、あなたがとった行動、そしてその結果を説明してください。
・30分後に時価総額50億ドルの企業のCFOとの会議が始まると想像してください。事前に調べておくべきことは何だと考えますか?3つお答えください。
・Tell us about a recent successful experience in making a speech or presentation. What was the subject of the presentation? What made it successful?
【記述】
・学業、課外活動において、これまで表彰等を受けたことがあればその内容を書いてください。(400字以内)
・大学入学以降のアルバイト・インターン経験について、期間と合わせて書いてください。(400字以内)
・Tell us the reason why you are applying to this program.(Respond in English, 400 LETTERS)
結果通知方法:2週間程度、メールで連絡

録画面接と記述がある

コロナ以降では、定番になってきている外銀サマー選考における録画面接、J.P.モルガンも同様で、3問の質問があります。J.P.モルガンの設問の特徴として、志望動機などのベーシックなものだけでなく、実社会を仮定したトリッキーな質問も出てきます。求められるものとしては、短い準備時間でどれだけ考えられるか、その内容をいかに論理的に話すことができるかということになります。加えて、英語の質問に関しては、英語で回答する必要があります。完璧な英語は求められていませんが、最後まで自分の考えを話し切ることを意識しましょう。

J.P.モルガンでは、撮り直しが1度可能であるため、1回撮って納得できない場合は修正して撮り直すことができます。

録画面接の後に、記述形式の設問があります。これが簡単なESのような位置付けになってきます。設問内容としては、学業やインターンの経験について、サマーインターンへの志望動機といったオーソドックスなものが多いです。どのESでも意識するような、結論ファースト・論理性などを意識して記述するようにしましょう。録画面接対策に関しては、以下のコラムを参考にしてください。

通過者感想例
・棒読みでなく明るくハキハキと話すことが大事。
・英語に関してもなんとか喋り切る努力をした

面接:明快な理由を添えて答える

選考内容
時期:7月下旬
社員、学生の人数:学生3,4人:社員2人
時間:30分程度
質問内容:基本的に挙手制
・自己紹介
・志望動機(なぜIBDか、なぜJPモルガンか)
・モチベーションについて
・将来のキャリアは?
・学生時代何に一番時間を費やしたか
・マーケットが不安な中でのIBDとしての提案について
・他に志望している業界は
・金と名誉、どちらが大事か(英語)
・自分の好きなものプレゼン(英語)
・挫折経験は(英語)
・逆質問
結果通知方法:GDの結果と合わせて面接1週間以内にメールにて

明快な理由を添えて答える

JPの夏インターン選考では、面接・グループディスカッションが同日に行われ、順番はグループよって異なります。
面接に圧迫的な雰囲気はあまりないようですが、質問にははっきりと理由を添えて答えるのが良いと感じたと参加者は述べています。
また金融関連の知識がある受験者にはそれに対しての深堀りもあるようです。

英語面接も自信を持って堂々と

また、面接では英語面接が行われることもあります。この際は流暢に話せる必要はないので、自身を持って堂々と話すことで英語に対して苦手意識がないことを示しましょう。
過去の参加者は英語面接対策の参考書を音読したり、オンライン英会話で面接の練習をしていたとのことです。不安な方は面接でよく聞かれる質問例やその回答に使えそうなフレーズなどをあらかじめチェックしておくとよいでしょう。

面接でよく聞かれる質問に関しては、以下のコラムを参考にしてください。

通過者感想例
・自信のある姿勢が必要
・はっきり、ハキハキと素早く回答すれば良いと思う。
・また、どんな質問をされても物怖じせずに受け答えできたこと、緊張しすぎず社員と楽しく話せたことが大きかったと思う。
・日本語、英語、GDを総合的に評価されていると思う。ぶっ飛んだ何かを持っている必要はないが、全ての項目である程度の評価を得ておく必要がある。

グループディスカッション:しっかり他の学生と会話のキャッチボールを行う

選考内容
時期:7月下旬
社員、学生の人数:学生3,4人:社員2人
時間:30分程度
内容:
・20分程度で議論し、代表者1人がプレゼン
・1人1セット紙とペンがある
・面接官から質問やFBがある
【お題例】
・ビルに飲食店を出すならどんな店を出すか
・モナリザに価格をつけるとしたらいくらが妥当か。
結果通知方法:面接結果と合わせて、1週間以内にメールで

しっかり他の学生と会話のキャッチボールを行う

グループディスカッションでは思考意欲を示すことに加えて、しっかり他の学生と会話のキャッチボールを行うということを意識しましょう。
投資銀行業務では企業のニーズを正確に把握し、相手が喜ぶようなサービスを提供することが重要です。ニーズを正確に把握するためには、相手の立場に立って考えることが必要ですし、相手が喜ぶようにサービスを提供するには、内容のほか、伝達方法、タイミングなどを的確に判断して、提供していくことが必要です。そして、それらを含むコミュニケーション能力はグループディスカッションでも重要視されています。
グループディスカッションでは他の学生との会話のキャッチボールを意識し、コミュニケーション能力があることを示しましょう。

そして、それらの基礎である他人と会話のキャッチボールを行う能力はグループディスカッションでも重要視されています。自分の意見しか述べない学生はチームワークや協調性が欠けていると判断されかねません。思考意欲とコミュニケーション能力のバランスを考えてグループディスカッションに臨みましょう。

通過者感想例:
・GD中は皆の意見を引き出す役割だった。
・話が逸れたりした際に元に戻したり、時間内に一定の回答を作れるように気を配った。

インターンシップ:考え続ける思考意欲

内容
期間:8月中旬、4日間、各日8時間程度
人数:20-30人程度
テーマ:グループワークを個人ワークがありそれぞれテーマがある
<流れ>
1・2日目:講義やアイスブレイク、ランチやディナーを交えつつ、グループ課題に取り組む。
2日目には発表をするが、各班ごとに別の会議室に移動して発表(社員15人程度)をするため、他の班の発表は見れない。
3日目9:00に個人課題を発表され、21:00に資料を提出するまで個人ワークをする。
ランチやディナーの時間は社員と話す時間がある。
4日目:個人課題を別室で発表(社員5人程度、学生1人)したあと、オフィスツアーや社員のお話を伺う時間、懇親会がある。
・グループ課題も個人課題もPIBを渡される。個人課題はそこまで分厚くない。発表は模造紙で行う。
・社員は定期的に様子を見にきてくれ、親身にアドバイスをくれる。
・発表の勝敗、得点はない。最終日には個人にFBをくれる。
・懇親会

考え続ける思考意欲

1,2日目には講義とグループワーク、3日目には個人ワークがあります。4日目は、グループワークと個人ワークそれぞれのプレゼンとオフィスツアーがあります。
グループ発表の議題はある特定の企業に対するM&Aの提案です。インターネットなどを使ってM&Aを提案する企業や被買収企業の分析を行います。海外の企業だった場合、英語力のアピールにもなります。
ワーク中、メンターとコミュニケーションをとる時間は比較的少ないようです。手取り足取り教えてくれるというわけではないので、限られた時間の中でいかに現状を報告した上で質問をできるか、よく考えて進めることができているかをアピールすることが重要です。グループワーク、個人ワークどちらにおいても発表時におけるメンターからの質問に対して、難しくてもしっかりと考えてアウトプットを出せるかが見られています。
またサマーインターンの時点ではバリュエーションや資金調達といったテクニカルな部分よりも現状のポテンシャルを評価しているようです。

さらには、グループワーク・個人ワークともに時間がなく、遅くまで作業しなければならないということから、体力的な面での適性やそういった状況でも常に考え続けられるかということも見られているようです。

通過者感想例
・堂々とはっきり話していること
・素早く回答できるか
・論理的か
・覇気があるか
・人当たりが良いか基本的にバンカーとしてのベースがあるかを見られていると感じた。
・論理的思考力だけでなく、質問に素早く答えられるかなども見られていた。グループワークなどでは、いかに全体の意見を引き出しながら落とし所を見つけられるかが大事。
・自分の意見をしっかり根拠をもって説明できるかも問われているように感じた。
・印象がかなり大事だと感じた。

インターンで活躍する方法については、以下のコラムを参考にしてください。

【外銀インターン関連コラム】
文理問わず外銀のインターンで活躍できる方法

JPモルガンの研究

このカテゴリーに関する他の記事

もっと見る 元に戻す
このページを閲覧した人が見ているページ

募集情報

{{r.GsRecruitingItemType.name}} {{r.GsRecruitingItem.target_year | targetYearLabel}} {{label.short_name}}

{{r.GsRecruitingItem.name}}

{{r.GsRecruitingItem.description}}

{{s.entry_end_date}} ({{s.entry_end_day_of_week}}) {{s.entry_end_time}} {{s.apply_method_label}}

{{s.name}}

日程: {{s.event_date}}

場所: {{' ' + s.place}}


外資就活ドットコムに会員登録すると、様々な就職支援サービスをご利用いただけます。現在、会員の約7割が東大・京大・慶応・早稲田・東工大・一橋大などの上位校の学生です

ログインする 新規会員登録
このページを閲覧した人が見ているコラム