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【実力次第では30歳で億プレイヤー?】外資系投資銀行のマーケット部門、セールス職内定のための動き方

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外銀セールスの内定を得るためには?

こんにちは、外資就活 外銀チームです。

9月に入り、24卒の外銀就活もいよいよ本選考の期間を迎えようとしていますね。サマージョブに参加された方々は各部門への理解を深めることができましたでしょうか?
そして、やはり外銀を目指すのだから、「巨額のマネーを動かしたい」「若くして大金を稼ぎたい」という気持ちを新たにした就活生も多いのではないでしょうか。

実は、そのような志向の学生の皆様に適しているのが「外資系投資銀行のマーケット部門」です。

この記事では外銀のマーケット部門、特に、内定者数が比較的多いセールス部門はどのような仕事なのか、そしてセールス部門で内定を勝ち取るためにはどんな資質が必要なのか、さらにセールス部門内定者はどのような就活スケジュールで動いていたのかを解説していきます。

マーケット部門の分類

就活を開始すると、多くの就活生が「外資系投資銀行」という言葉を目にすると思います。そして、大半の学生が「投資」という言葉に惑わされ、「投資銀行部門」を映画で目にするような華やかな仕事であると勘違いする例が後を絶ちません。
しかし、映画で目にするような、市場の動きに一喜一憂し、数秒ごとに大金を動かしているのは実は「マーケット部門」と呼ばれる部門が担当している仕事なのです。

「マーケット部門」は複数の事業から構成され、事業構成は「株式」と「債券」を担当する部署に大別できます。より詳しく分類すると、その中でも「株式」と「債券」の部署ごとに「セールス」か「トレーディング」の担当が分けられています。つまり、2×2で4種類の職種があり、これらの職種で何十億というお金を動かしています。

今回はマーケット部門の中の「セールス部門」に絞り、どんな仕事をしているのか、そしてどんな資質を持っていれば内定できるのかについて紹介していきます。

※マーケット部門内には、他にも「ストラクチャリング(商品の組成・開発を担う)」「クオンツ(市場の数理的分析を担う)」などの専門職が存在しますが、便宜上ここでは人数の多い「セールス」と「トレーディング」に大別させていただきます。

株式セールス部門の仕事とは?

今までの説明から、セールスとトレーディングの2つの職種にマーケット部門は分けられることが理解できたと思います。
また、セールスの中でも「株式」や「債券」によって業務内容は大きく異なります。そのため、「株式」と「債券」による業務の違いを押さえ、自分の適性がどちらの業務にあるのかを確認しておきましょう。

まず、株式セールスの業務内容を解説します。

株式セールスの主な業務内容は金融商品に関する売買の執行を機関投資家の代わりに行うことです。機関投資家とは個人以外のほとんど全ての投資家を指し、例を挙げると銀行・地銀・生損保会社・年金機構など、顧客から預かった資産を運用しているプロの投資家のことを指します。
セールス業務ではこれらの機関投資家と対話し、主に株式の販売を行います。扱っている株式の商品は多少の違いはあるとはいえ、大体の商品はどこの投資銀行も同じです。

そのため、製品ごとの差があまりなく、売買を成立させるためには顧客との深いリレーションシップを築くことが最重要とされています。
一説によれば商品の選定よりも関係を築く「人間力」が最も重要と言われるほど、投資銀行の中では個人の人を引き付ける魅力が試されます。

債券セールス部門の仕事とは?

株式セールスの対になる、もう一方の債券セールスに関する説明をしていきます。

基本的な業務内容としては商品を投資家に売るという点では債券セールスと株式セールスの間に大きな違いはありません。
しかし、債券セールスは株式セールスと比べて顧客の運用方針が異なること、そして株式と比べて圧倒的に銘柄数が多いことが難点となります。

まず、債券の性質から確認しておきましょう。債券は株式とは異なり、基本的には投機的な利益よりもリスクヘッジのために購入されることが多くなります。もちろん債券によって受け取れるクーポンや、売却によって得られる差額など、投機的に利益を追求することは可能です。それでも株式に比べて価格の乱高下は緩やかですし、長期間保持していて価値が何十倍にも跳ね上がる、ということはまずありません。そのため、債券のセールスの顧客はリスクヘッジを行いたい、安定的なキャッシュフローを得たい、という目的を持つ法人が相手になることがほとんどです。
よって、債券では株式よりもリスクを分散したポートフォリオを組むことが求められます。

このことから、個々の銘柄の値上がりや値下がりを予測する株式セールスと比べると、債券セールスはポートフォリオの組み方についての知識が求められる点、短期的な利益よりも長期的な安定を求められる点に違いがあるといえるのではないでしょうか。

株式セールス、債券セールス内定に必要な要素

英語力

以上を勘案すると、セールスと一口に言っても株式と債券では求められる知識も性格的な素質も異なります。

ここからは両方の部門に内定するために必要な要素について述べていきます。

まず、学生の皆さんが心配する英語力ですが、基本的にはどちらの部門であっても「ある程度高い水準の英語力が求められる」のは間違いありません。
理由としては外銀は海外の顧客を多く抱えているため、やりとりをする相手も必然的に海外投資家になるためです。

もちろん選考時点でビジネス英語レベルの英語力を求められることはありませんが、ある程度の英語力はつけておきましょう。具体的には自己紹介や志望動機、学生時代に力を入れた事くらいは英語でよどみなく言えるようにしましょう。

株式セールスに求められる知識

株式セールスに求められる知識は当たり前ですが、「株式に関する」知識です。

ただ、この知識は会社ここのことを把握しているだけでは不十分です。具体的には何が要因で株価が上下するかをマクロ的な観点、ミクロ的な観点の2つから深く分析することが必要です。もちろん、何が変化すると株価が変化するかを把握していても、そもそも株価に影響を与える変数がどう変化するかの予測ができない以上、将来的に株価がどう変化するかを予測することはかなり困難です。それでも投資家を説得するためには株価の変動ロジックを論理的に、分かりやすく伝えなければいけません。
そのため、株価についてのかなり深い知識が求められます。じっくりと1つのことを考えることが得意な人、そして変動に一喜一憂しないような強いメンタルが求められます。

面接前にはいくつかの会社をピックアップし、何が原因で株価が変動しているのかを考えておくと面接の際に役立つのではないでしょうか。

債券セールスに求められる知識

それに対し、債券セールスに求められるのはどちらかと言えば「様々な情報を同時に処理できる能力」です。

先にも述べたとおり、債券セールスの最大の仕事内容は「顧客のポートフォリオ」を最適化することです。そのため、債券セールスは各顧客のポートフォリオが現在どのように構成されているか、どれを売ったら何を買うことでバランスが取れるのか、といった点を考えなければいけません。株式セールスと比べて債券セールスは1つの決まった業界に専門性を持つ、ということを行いにくい性質を持っているため、より浅く、広い知識が求められます。

事実、面接ではマクロ経済に関する質問が課されることが多くなります。ある程度の金融知識が選考段階で求められるので、しっかりと対策をしておきましょう。

選考時期と内定者がやっていたこと

では、外銀のセールス部門に内定するためにはどのように動けばいいのでしょうか?ここでは23卒の外銀のセールス部門内定者の年間スケジュールを掲載しておきます。

2月~4月
テスト対策&業界分析(ES準備)

5月
筆記試験&面接準備、OBOG訪問

6月
面接対策

7月~9月
サマージョブ参加(参加していない場合は面接対策と志望動機の確認)

10月〜12月
本選考

12〜1月
内定

注意点として、一部の投資銀行でサマージョブ選考の一環で受けるテストの結果がそのまま本選考でも利用されるため、6月の時点で高得点をとれるようになっておく必要があるそうです。
また、ESも4月の段階では作成していたそうです。理由としては外銀では英語でESを書くことが多く、添削に時間がかかること、そして業務の間に社員の方がみることを意識して極力読みやすいものを作る必要があるため、実際に社員の方に見せて確認してもらいたかったためだといいます。
皆さんも外銀の選考対策を早めに始め、テストやESの段階で落とされることがないように気を付けましょう。

まずはテスト対策から始めよう

証券のセールスと聞くと単純な「営業職」のように思われる方も多いかもしれません。しかし実際には、「英語力」「金融知識」「人間的魅力」「体力(心身ともに)」が求められる非常に狭き門であることがお分かりいただけたのではないでしょうか?
テスト対策をきっちり行っておかないと内定どころか面接に進むこともできないのが外銀ですので、まずはしっかりとテスト対策を行い、足切りに合わないようにすることが大切です。
面接では金融知識や英語の知識が求められることもしばしばですので、早い段階から動き出しておきましょう。

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