今日一日を生きるときに、何を意識して生きていますか。自分が触れたいもの見たいもの聞きたい音に意識を向けるのと、ただただ身の回りで起きていることを感じているのと、どちらに重心を置いていますか。

わたしの時間を一日一日まとまりのよい、そうしようと思えば出来る、出来るはずだ、出来ないのはあなたの努力が足りない、といわれるもののすべてをわたしはいんちきだと考えています。宇宙をなめるなというかわたしも宇宙ですからわたしをなめるな。そんなハリボテ作業をできていると自信満々に満ち足りたやつとはわたしはなるべく話さない。「わたし」のする事のコントロールは不可能です。わたしは「わたし」に起きている事を言葉にする事さえ成功しません。わたしは何もできない。混沌の中を混沌とした「わたし」が、もしかしたら形さえあやふやなそれが、「わたし」の決めた事ではない、わたしは何一つ決めたことなんかありません、誰がというより宇宙の影響を受けた人間からたちあらわれる粘菌のようなルールを受け入れたり拒絶したりしながら、何が起きて何が起きていないのかもあいまいなままグニャグニャと死ぬまで生きている。なのでどこにも重心なんか置けないし、そもそも重心がない。適当という事です。