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なんちゃってバイリンガルによるボストンキャリアフォーラム(BCF)就活記

アメリカでの裏選考の実態

※この記事は2013年12月現在の情報に基づき執筆されたものです。

毎年10~11月に開催されるボストンキャリアフォーラム(以下BCF)という就活イベントをご存知でしょうか。多くの企業が参加することから合同説明会と勘違いする方も多いのですが、BCFはバイリンガル向けの一斉本選考イベントです。

外資系企業から日系トップ企業まで多くの企業が出展し、その場で内定の獲得が可能というこのイベントには、海外大に留学している日本人学生の大多数が参加します。
また、海外学生のみならず、BCFは日本国内で行われる就職活動に比べて競争率が低いうえ、短期集中型の選考であることから、国内から敗者復活戦のごとくこのイベントに参加する方も多く見られます。

今回は前年度のBCFに飛び入り参加し、最終的に3勝1敗という成績を修めた、筆者の体験談をお伝えしたいと思います。

英語で面接をされることはあまり無い!?

筆者はBCF参加の半年前までアメリカ2都市に計1年ほど留学していたのですが、連日連夜パーティーで飲んだくれてばかり、健全に英会話を学ぼうと思い始める前に留学が終了してしまいました。

同時期に留学していた友人のなかにはビジネスの場でも十分通用する程の英語力を身につけた者もいた一方、筆者の英語力は、恐らく「英語教材での勉強を毎日頑張った人」程度のものであったと思います。

しかし、BCFに関してのみ言うと、私のようななんちゃってバイリンガルでも悲観する必要はまったくありませんでした。「英語が話せることが大前提」とされているBCFでは、英語による筆記試験が行われないうえ、面接も日本語で行うことが多かったためです。

これについては、「子供の頃から海外育ちという日本人のなかには日本語能力に難がある方もいるため、英語よりも日本語レベルのチェックを必要としている」という側面もあるかと思うのですが、それと同時に「日系企業の面接官が英語を話せないため、英語面接が展開できない」といった事情によるところも大きいのではないかと感じました。

英語面接を行っている日系企業もありましたが、ネイティブレベルに話せる学生たちに早口の英語で捲し立てられ、質問の返答を何度も聞き返すなど、見るに堪えないありさまとなっている場面も目にしました。

少なくともこのイベントにおいては、「実際に話せる・話せない」は問題ではなく、「自分はバイリンガルです」という堂々たる態度をもって臨むことが大切なのかもしれません。

ちなみに筆者は、

「俺、BCFに参加するんだけど」
「マジ? じゃあ俺も行こうかな…」
「行こうよ! ホテルも2人の方が安いし。」

...という軽いノリで参加を決めた結果、ベッド1つの部屋に4人で泊まることになってしまい、三夜連続で床での雑魚寝を強いられるはめになりました。

開催前夜のホテルでは、スーツにアイロンをかける者もいれば、泣きそうな顔をしながら慌ててエントリーシートを書く者、ベッドを占領して早々と爆睡する者などが入り乱れ、とても眠れるような状況ではなく、結果、当日は睡眠不足のまま、怒涛のBCF就活に乗り出すこととなったのでした。

ここからは筆者が面接を受けた企業別に、戦果をご紹介したいと思います。

BCF・企業別面接レポート

某小売チェーン

BCF1日目は練習のつもりで志望度の低い企業を受けるといい」というWeb上のアドバイスを鵜呑みにし、友人と練習用の1社をどこにするか検討していたら、参加企業リストの中によく名前を聞く某大手小売チェーンの名前がありました。友人と「これしかない!」と意見が合致し、事前に面接の申し込みをして1日目に面接を入れて貰ったのが、この某小売チェーンでした。

話を伺ったところ、現在積極的に海外展開を進めているため、英語のできる優秀な人材が欲しいとのこと。指定された時間に企業ブースに行くと係の人に企業別の個別面接ブースに案内され、そこで2人1組での面接を受けました。この小売チェーンはBCFを通じて受けた企業の中で最も気合いが入っており、面接ブースの椅子に着くなり面接官から、

「僕はこの会社を愛しています!! ペンも、財布も、このシャツも、全部ここで買ったものなんです」とキラキラした瞳で猛烈な企業愛を訴えられ、筆者も、同時に面接を受けた女子学生も早々に圧倒されてしまいました。

面接官の1人は某大手総合商社から出向してきたとのことだったのですが、「この会社の10年後は全く予想できない! こんなに将来性のある会社は他に無いし、仕事も商社での業務よりずっと面白い。商社からも多くの方が転職してきていますよ!」と、とにかく怖いくらいにベタ褒め。

面接でも大したことは言えなかったように思うのですが、ある程度学歴が高かったためか、「君は総合商社から転職してくる人間と同じ問題意識を持っている! さすが○○大学だ!君が来てくれればすぐに幹部コースだ!」と、これ以上ないほどの高評価。通常は2次面接、3次面接と続くはずなのですが、なぜか2次以降をすべてとばして「おめでとうございます! 次は日本での社長面接です!」とのありがたいご連絡をいただきました。

某日系金融機関

ミーハーな就職活動生にありがちな「金融ってなんかかっこいいなぁ」という憧れからエントリー。伝統ある企業ということもあってか、ブースの雰囲気も会社の説明も、とても真面目な雰囲気でした。

面接の質問も至ってスタンダードなものでしたが、「外資でバンバン稼ぐよりも、金融の仕事を通じて日本国民の生活向上に貢献したいのです」といったことを繰り返し話していたら、3次面接くらいで出てきた悪そうな政治家っぽい雰囲気の役員の方に「うん、君はなかなかいいんじゃないかな。君は外資に行くよりもうちの方がずっと良いよ、うん。」といった感じのお言葉をいただき、晴れて内定をゲット! その日の夜ディナーに呼ばれ、美味しいシーフードをご馳走になりました。

「君ね、これがロブスターというやつだよ。さあ、食べたまえ。」という感じで、役員の方も気を遣っていろんな話を聞かせてくださったのですが、長時間の移動による疲れと1日目ほとんど寝ていなかったこと、そして何より、信じられないくらい話がつまらなかったことで、なんとディナーの途中に座ったまま爆睡。

これについてはお咎めなしだったのですが、こんな地味な会社に入ってしまったら、もともと目立たない自分みたいな地味な人間は誰からも見向きされなくなってしまう…という危機感に襲われ、結局帰国後に再びランチを奢ってもらった後、丁重に辞退を申し上げました。

某外資系投資銀行

せっかくだから外銀も1つくらい受けてみたいということでエントリー。外資だし、さすがに英語面接かな…と不安に思っていたのですが、事前の電話面接から当日まで、すべて日本語で行われました。
当日、投資銀行ということでこれまで以上に気合いを入れ、面接ブースに入ったのですが、着いて早々に問題が発生。

「君、今何年生?」
「3年生です」
「えっ!?」

オールバックの髪をバッチリきめた、いかにも熟練のバンカーといった感じの面接官は、急に事務の人を呼び出し、僕の履歴書を見ながら何やらボソボソと話し始めました。その間僕は黙ってぽつーんと座っていたのですが、目の前の面接官が強い調子で「電話面接もしたんだろう!? どうして気付かなかったんだ!」などと言い出すので、だんだん不安になってきました。

話の内容から推測するに、BCFに来ている多くの投資銀行は本採用ではなくインターン採用が目的であり、且つ、その外資銀行では現2年生を対象に募集を行っていたため、そもそも自分は対象外であるとのこと。電話面接段階でそのことに気付かず、当日の面接を受け付けてしまった、ということのようでした。

その説明を受け、「ああ…終わった」と一気に力が抜けたのですが、ここから面接官のドSぶりが炸裂しました。

面「じゃあ、折角だから面接してやるよ。」
(えっ!?なんで?)
面「君、何か強みあるの?」
「運動部だったので体力には自信があります。いくらでも働けます!!」
面「ぷっ(笑)!!」

もはや面接の目的が無くなったというのに、間髪入れずに質問を浴びせ、何を答えても「へぇ」「そうなの?」「ふーん」と終始小馬鹿にした態度。これほど手ごたえが無く、最初から最後までダメダメだった面接は初めてで、本当に途中から足が震えだし、泣きそうになりました。結局ろくなアピールもできないまま、「まぁこれくらいでいいでしょ、もしかして枠が空いていたら回ってくるかもかもしれないし。あと外銀ばっかりじゃなくて、商社とかも見たが方がいいよ。商社の方が良い人が多いし。」
……で、ジ・エンド。

この面接のショックと疲労が大きすぎて、しばらくはブースを回る気にもなれず、オレンジジュースをガブ飲みした後、会場の隅でスーツ姿のまま爆睡しました。

某大手広告代理店

広告には特に興味がなかったのですが、仕事がなんとなく面白そうな印象だったのでエントリーしてみました。しかし、事前応募で「我々の生活はもっと多様性のもとに開放されるべきであり、私は広告を手段とした文化的革命を目指し…」といった少しこじらせたテンションの文章を書いたところ、見事にエントリーシートの段階で切られてしまいました。

他にもエントリーシートの段階で切られた会社はいくつかあったのですが、失敗の原因を振り返ると、総じて「高学歴だから大丈夫だろう」と高飛車な文面を叩きつけたことが理由だったように感じます。当たり前のことですが、ちゃんと地に足のついた、真面目な文章を書くことが大切なようです。

ただ、BCFにはウォークインというありがたい制度があり、1度書面選考で落ちた企業であっても、再度直接ブースにエントリーシートを提出すれば、面接を受けることができるのです。これを利用しない手はないと思い、フードコートでハンバーガーを頬張りながら、事前応募で切られてしまった広告代理店のエントリーシートを、今回は企業パンフレットを参考にしながら丁寧に作成しました。

これを持ってBCF2日目のブースが閉まる直前に面接を受けにいったところ、そのまますぐに個別ブースに移動して2次面接。そしてなんと、2次面接後、そのままディナーに誘っていただけました。ここでの面接では「広く人々に向けて何かを発信していくことが好きです」といった内容を、在学中の経験などを踏まえながら話したように思います。

今回のディナーは中華で、雰囲気も会話の内容もとても充実していました。ちなみに、隣にいた学生はエビチリのエビを消してみせるというマジックを披露していたので、やっぱり代理店に受かるような人は芸のクオリティもすごいなあと感心しました。このように滑り込みでも挽回できるのが、BCFの素晴らしい点だと思っています。

もう一つの選考ルート

結果としては3勝1敗。あまり数は受けられませんでしたが、自分としては満足できる結果となりました。そして1日目、2日目ともにお金を払わず美味しいものを食べられたことも幸せでした。

また、時間を守ることがとても苦手な筆者にとっては、企業全てが1か所に集まってくれているといった部分でも非常にありがたいイベントでした。

日本ではなかなか味わえないお祭り感のあるイベントです。
少しでも興味がある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

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