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意識すべき、コンサル流思考法の弱点とは?MBB内定者が語る【外資就活相談室 スペシャル対談(後編)】

対談者紹介

皆さんこんにちは、外資就活相談室チームです。

本日は外資就活相談室の回答者であるマックさんとマイケルさんの対談の後編をお届けします。
前回の「効果的な質問法」の議論に引き続き、今回は後編の「オンライン相談室が就活に与える影響」「コンサルの思考法の弱点」をお届けします。

戦略コンサル内定者のお二人に上記の二点についてフリートークをして頂きました。戦略コンサルタントとして活躍するような人たちがどのように物事を考えているのか、知っておいて一切の損はないでしょう。
なぜなら、あなたの第一志望のファームでケース面接を行う面接官も同じようなタイプの人間である可能性が高いからです。

お二人の独特な視点を参考にしてみて下さい。
それでは、簡単にお二人のバックグラウンドをもう一度ご紹介します。

〈Profile〉
マック
●マッキンゼー・アンド・カンパニー内定者
●他戦略コンサルティングファームから内定獲得
●国立理系院生
マックさんへの質問はコチラから
 
マイケル
●MBB内定者
●留学経験 – ボスキャリ経由で内定獲得
●東大理系院生
マイケルさんへの質問はコチラから

 

オンライン相談室が与える就活への影響

OBOG訪問はオンラインで行われる時代に

マイケル:就活メディアの普及によって情報が簡単に入手できるようになりましたよね。
外資就活の相談室などの登場で、今では気軽に質問を投げればすぐに返事が来るまでになりました。

マック:オンラインで質問するだけだったら、スーツを着る必要もないですもんね。

マイケル:そう、とても楽になりました。
単純にその企業・業界について知りたいというニーズをもう完全にオンライン相談室が満たしていますよね、自分の顔を社員に知ってもらうという意味合いがOBOG訪問にある商社などの例外を除き。
これからこういったオンライン相談室の回答者の数が増えていくと、オンラインでのOBOG訪問みたいなものが主流になってしまうと思うのですが、それについて何か思うことはありますか?

マック:そうですね、まず単純に便利だなと思います。オンラインで相談できてしまうのは。
あとそもそもOBOG訪問って、商社とかだとよく聞くんですが、コンサルとなるとやっぱりあんまり聞かないですよね。なんならコンサルの人って忙しいですし。ですので、比較的時間に余裕のある内定者がちゃんと就活生の相談に乗って答えられるサービスっていうのはいいなと思います。

―― あとは話に聞くと「会うと聞けないこと」ってやっぱりあるみたいですね。

マック:そうですね。「匿名」っていうのもまた面白い。もちろん悪い面もあるとは思いますけど、やっぱり就活生って、どんなに企業から「これは選考に関係ありません」って言われても信じないですよね(笑)
少なくとも僕はすべての行動が評価対象だというつもりで振る舞っていました。社員への質問も同様で、自分の評価を下げてしまうような質問はできなかったです。
でもこの相談室だったらさすがに、身元がバレないのでその心配はないですね。純粋に疑問に思ったことを聞くことができます

マイケル:そうですね、完全に匿名ですもんね。それでいうと逆の「非匿名」、つまり自分の身元を明かした上で質問するメリットもありますよね。例えばTwitterのダイレクトメッセージとか。DMは完全な非匿名ではないですが、自分のTwitterアカウントは明かさなければいけないわけです。僕今までにいくつかDMで相談を受けたことがあるんですよ。

マック:そうなんですね。

マイケル:はい。どちらかというとDMの方がしっかりと答えたいなとやっぱり思うんです。身元とまではいかないですけど、自分はこういう人間ですと明かした上で質問してきてくれているわけですよね。
完全に匿名で、適当に投げられた質問よりかは答えたいという気持ちになります。
昔の対面式OBOG訪問の感覚に近いものがあるんじゃないかなと思います。「わざわざここまでしてくれたんだ。じゃあ丁寧に応えよう」という気持ちになるんです。人間的な、心理的な部分な反応ですけれども。

マック:でもその気持ちはわかります。人間である以上、我々も何かしてあげたいと思えるような人っていますよね。相談室に限らず、サークルの後輩でも。そういう人間的な感性が反射的に出てくるのは当然だと思います。もちろんビジネスの場でもそうですし、我々のように論理性を是とするコンサルタントが相手であろうと、人間である以上このことは不変です。
質問への回答が本当に欲しい場合は、そういう心理的な部分で回答者がどう感じるかというところを質問者は意識したほうが良いですね

オンライン質問箱が孕むリスク

マイケルあともう一つ、オンライン相談室が孕むリスクなのですが、「就活生が自分で考えることをしなくなる」ということです。
知りたいことを自分で調べたり考えることをせず、すぐ人に聞いてしまう。これは悪い習慣で、ビジネスパーソンとして成長しないと言われています。

マック:そうですね。質問をすること自体は大事ですが、質問をする前に自分でできることはすべきです。いわゆる宿題ですよね。

マイケル:その通りです。特に戦略コンサルでは、何事にもロジックを立てて自分なりの仮説を持っておくことが重要です。その機会をこのオンライン相談室が奪ってはいけないと思います。

マック:あと、調べればすぐわかることを聞くケースも問題ですね。企業の違いとか業界内の立ち位置とか。
入社後も先輩に質問をする内容は、「自分で30分悩んでもできなかったものにしろ」と言われていますよね。
何でもかんでも手当たり次第聞くのはNGです。

コンサルの思考法の弱点:ロジックだけではビジネスは成功しない

―― コンサルの選考ではケース面接が行われるという、他業界と比べて非常に特殊な選考フローになっているかと思います。
これについて何かお二人が感ずるところなどありますか?

マイケル:そうですね。ケース面接って、文法みたいなものがあるじゃないですか。それを知らなかったら、どんなに頭が良くても落とされちゃうっていう。
この文法、ひいてはコンサル流の考え方自体が常に万能なツールだとは言えないと思うんです。例えば、最初に目的を押さえて、全体像を見て、論点洗い出しして、その中でイシューの仮説を立てて、施策を考えるためにリサーチを・・・みたいものがコンサル流の考え方ですよね。
この考え方って、コンサルティングビジネスを効率化するためには良いと言われているのであって、じゃあ事業会社の社員全員がこの考え方しかできなくなるとそれはそれで困りますよね。

マック:そうですね。僕も知り合いに起業家がいるのですが、その人はMBBのどこかを退職してから起業しているんです。
コンサルってクライアントの、「自社」の状況、「競合」の状況、「市場」の状況みたいなものから妥当な推論を出す仕事でしかないですよね。その推論は絶対的に間違ってないし正しいのだけども、ゼロイチで「え、これが成功する!?」みたいなものって結構世の中に意外とあったりするじゃないですか。ああいうのはコンサルには生み出せないんだろうなって。

ストーリーを作り上げるのが上手な人がいれば、それをロジックで確認するのが上手な人もいる。知識を広げるのが上手な人もいますね。

マイケル:そうですよね、求められる思考法は場所によって異なりますね。コンサル流の考え方って、「ステイクホルダーに提案を納得してもらわなければいけない」という制約がある以上、最大公約数的なアウトプットに陥りがちではないかと最近感じます。コンサルワークには最適化された考え方のフローであっても、全人類が採用すべき考え方というわけではないと。

そこで先程のケース面接の話に戻るのですが、ファームは当然コンサルワークに向いている人間を採用したいのでそのように選考を設計する。
すると地頭がすごい良い人でも、考え方の文法をたまたま知らない人間が、対策をせずに臨んだら落ちるわけじゃないですか。
それって勿体無いなと思うんです。企業側からするとコストの問題なので仕方ないですが、受験する側からすると勿体無い。
コンサル流の考え方を容易に吸収するだけの地頭はあるのに落ちてしまうというケース。どう思いますか?

マック:確かにコンサルに向いている「頭の良い」っていうのはありますよね。
一方で、コンサルに向いていない「頭の良い」もありますよね。

マイケル:それこそ起業向きとかですよね、先程の話でいうと。

マック:はい。ですので、コンサルに全部落ちたから頭が良くないというわけではないと思うんですよ。

マイケル:それは間違いないですね。ただ受験する人は、1回はコンサルの考え方の文法を学ぶべきかと思います。そこで合っていなければまあ適性がなかったと判断できるわけですし。
勿体無いのは、頭良くてコンサルワークへの適性もあるのに、対策してなかったがために、コンサルの考え方に則ってアウトプットをケース面接で伝えることができずに、こいつはダメだなと判断されて落とされることです。

マック:そんなことありますか?僕これ以前にも回答に書いたのですが、聞かれたことにちゃんと答えられるかってケース面接でかなり見られていたなと思っているんです。例えば「理由」を聞かれているのにもかかわらず、良い「解決策」を思いついたときにそれを言いたくなっちゃったりすると、それはコンサルの中では絶対ダメなんですよ。解決策がどんなに良いものであっても。
そういうのをちゃんと、着実にできるかっていうのは見られていたのかなと思いますね。
でも確かにある程度慣れてないと、とも思います。

マイケル:例えば今仰ったシーンを想定しますと、夢想家タイプの人の場合は一本のストーリーを相手に伝えたがりますよね。しかしそれが実際かなり良いストーリーだった場合でも、ケースでは落ちてしまう。
コンサルという世界では、一歩一歩ロジックを詰めていくようなコミュニケーションが是とされているんだということをその人が知っていれば、結果は変わったかもしれないですよね。

マック:確かに仰る通りだと思います。ただ難しいですよね、コンサル流の考え方を就活している時点で理解するのって。言われてもこうピンと来なくないですか?ジョブ何社か参加した人たちが話してるとなんとなく、あ~って分かるようなレベルのものな気がします。
そう考えるとサマー選考で落ちたからと言ってそれが全てではありませんね。やっぱり場数を踏んでみないとわからないことは多い。

マイケル:確かにそうですね。
あと、自分の中で作り出せる考え方の種類って限りがあるじゃないですか。社員の方だったり他の人と一緒に議論することで、新しい考え方のOSをその場で目撃しないと考え方の幅って広がらないじゃないですか。考え方の幅を広げた上で、色んな考え方を比較して自分に合ったものはなんだろうかと考えるステップがやっぱり必要だと思うんです。

その中で、コンサルの考え方というのが一つの種類としてあって、それが合うんだったらコンサルを目指せばいいし、合わないんだったらコンサルは向いてないなと判断する、というステップがやっぱり欲しいですよね。

ちなみに、場面毎に考え方を切り替えられる人間が最強だとは思いますが・・・それを十分なレベルでできる人にまだ僕は出会ったことはないです(笑)

最後に

お二人の議論はいかがでしたでしょうか。今回の記事では、「コンサルタントの質問の仕方」や「コンサルの思考法とその弱点」など、コンサルタントとして活躍できる人物像についての話題も多く上がりました。

選考を受ける際に面接官が見ているのは、「入社後にこの学生が活躍できるビジョンが浮かぶか?」というところです。自分が活躍できるというビジョンをプレゼンするためにも、ケース対策を通してコンサル流の考えを一度学んでみてはいかがでしょうか。
それが自分に合わなければ、それはそれで大きな収穫となるはずです。
自分が心地よいと感じられるファーストキャリアを是非就活を通して見つけて下さいね。

マッキンゼーを志望している方は是非マックさん宛に質問をしてみてはいかがでしょうか?
ボスキャリへの参加を予定されている方はマイケルさん宛に質問をしてみましょう。国内ルートのコンサルの選考についても数多くの回答をしておられます。
他にも外資就活相談室では、外銀IBDやIT企業の内定者から、現役の戦略コンサルタントや商社マンまで幅広い回答者が就活生の皆さんの疑問にお答えします

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