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投資銀行間の違い・特徴について|現役外資系投資銀行マンに聞いてみた(2)

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投資銀行によってどんな違いがある?

外資就活ドットコム編集部です。今回は現役外資系投資銀行勤務の方からの特別寄稿第2弾「投資銀行の違いについて」です。ぜひご一読くださいませ。

第1回記事はこちら「外銀が求める学生の特徴5選~現役外資系投資銀行マンに聞いてみた(1)」です。

米系・欧州系という分類はあらず

就活生の皆さん、こんにちは。筆者は、某外資系投資銀行のIBDでインベストメントバンカーをやっております。

今回は、外資就活ドットコムさんから寄せられた質問に答える形で、皆さんが普段お持ちの疑問や、投資銀行業界の実情について、お話させて頂きます。就職活動に臨まれるにあたり、参考にして頂ければ幸いです。

まず最初に皆さんが良く誤解されている分類として「米系と欧州系」という分け方がありますが、まったく無意味です。
ナンセンス極まりない分類方法です。

皆さんは投資銀行に入るにあたり、東京オフィスの実力や文化を理解して会社を選ぶ必要があります。

そして、それは「米系はこう」「欧州系はこう」という、単純な分類には全くなっていません。

就活生によくある先入観として、「米系はアグレッシブ」「欧州系はマイルド」という実情に全くそぐわない思い込みを持っていませんでしょうか?

そんなことを聞かされると社員はため息まじりに、先入観を取り除くために話をする必要に迫られます。

米系でもジェントルマンシップあふれる会社はあるし、欧州系でも非常にアグレッシブなスタイルの投資銀行(というかその投資銀行の東京オフィス)があります。

大体欧州で育った方や留学された方は良くご存知だと思いますが、欧州は文化と人種のるつぼです。

多種多様な価値観があります。各社まったく違った戦略と文化を持っているということを認識する必要があります。

また東京で働くインベストメントバンカーは同業他社に転職することも多く、東京オフィスの文化は東京で働く人によって作られることからも推して知るべしです。

銀行系と証券系という分け方もナンセンスで、ビジネスの仕方に一部違いはあるものの、新卒の皆さんが会社を選ぶ基準にするものではないと思います。

今までは「間違った分類」について話しましたが、次に「こうやって違いを見る」という話をしたいとおもいます。

投資銀行間の違いを知る方法

日米の実績差

日本で投資銀行業務を行っている会社は、外資系投資銀行の他に外資系のM&Aブティック、日系の証券会社、日系のM&Aブティックなど多数の会社があります。

その中で外資系投資銀行と一口に言っても、日本における歴史の長さや、実績の有無などで大きく違います。

また本国の実力やグローバルな企業体としての実力は必ずしも、日本での強さと比例していません。

海外では有名な投資銀行でも、日本でのビジネスを始めたのが遅い場合には、実績も少ないですし、逆に日本の方が強い場合もあり得るかと思います。

部門別の実績差

また投資銀行部門としてもM&Aアドバイザリー、株式引受、債券引受、ローン、IRなどいくつかの提供サービスがありますが、どのサービスが日本でのメインなのかを理解する必要があります。

海外ではM&Aアドバイザリーで有名でも、日本ではM&Aアドバイザリー実績を有しないケースもありえます。

上記の「日米の実績差」「部門別の実績差」を知るには、リーグテーブルを見るのが一番簡単な手段の一つです。以下はリーグテーブルについてまとめたコラムですので、ぜひご覧ください。

育成方法の差

また人の育て方やカバレッジチーム・セクターチーム・リレーションチーム等の社内的な分け方には、戦略的な違いがあります。

新卒で入ることになる就活生の皆さんは、新卒の育て方について詳細を聞いてみると良いでしょう。

社内での人事異動の有無や、海外転勤制度なども会社によって違います。これも自分の意向と照らし合わせて確認してみると良いでしょう。

文化・戦略の違い

また、文化の違いや戦略の違いは、多くの社員と会わないと分からないものだと思います。数人とだけ会ってから面接で「御社の人柄にひかれました」という話をしても「じゃあその人が会社をやめたらどうするの?」と、転職の多い業界である投資銀行では思われてしまいます。

そして文化などについては、なるべく会社の戦略を理解している社歴の長いシニアバンカーの話を聞きましょう。この話は転職したてのバンカーや、若手バンカーの話を聞いてもあまり参考になりません。

極端な話アナリスト(入社1-3年目)の場合は他社の動向についても自分の友人から聞いた話を元にして、学生に話をしているような雰囲気がありますので、あまり鵜呑みにしないようにしましょう。

また学生同士の噂というのは2次情報や3次情報のキャッチボールがほとんどで、多くの先入観や偏見や間違った見方が織り込まれています。

社員から直接聞く1次情報を大切にしてください。

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