不安や壁に立ち向かうための処方箋-「最悪」からスタートする考え方
2010/12/19
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はじめに
「新就職氷河期」などとメディアに呼称されるように、大学生の就職状況は非常に厳しく、就職に対するプレッシャーや不安によるストレスが早くも溜まってきているのではないでしょうか。
もちろん、ある程度のモチベーションの乱れは許容しなければいけませんが、あまりアップダウンを繰り返していると、そのこと自体に疲れてしまいます。そもそも、なぜ気分が上下するのかといえば、想定外のリスクへの対処に振り回されるからです。
長期化する就活を乗り切るためには、まずリスクを上手に管理し、テンションを維持していかなければなりません。 今回の記事では、就職活動においては乱れがちなテンションを一定に保つため、直面するであろうリスクへの対処法を書いていきます。
常に最悪の状況とその対処方法を考える
入試や資格試験などのペーパーテストと異なり「こうすれば合格(内定)する」という確実なメソッドが存在しない就職活動では、先行きを予測することは難しく、これまでなかなか経験してこなかった類の不安やストレスに悩まされがちです。
悲観的になるのはよくないですが、かといって現実を直視せずに楽観的になるのも危険です。
何かにつけて悲観的な人というのは、「こうしなければ」と思いこんだあげく、現状から著しく剥離した理想状態を目標にしてしまい苦しむ傾向があります。
また、常に楽観的な人も、自分が置かれている状況を判断できておらず、目の前の重要問題を見逃したあげく手痛い失敗をする、ということがあります。
どちらも将来のリスクへの対応が過剰もしくは過小であり、結果として望ましくない状態へと落ち込んで選択肢を狭めています。
しかし、先行きが不透明な状況において、次の一手を的確に打つことは困難でしょう。では、そのように不確定性の高い時に、どうすれば不必要なトラブルを避けつつ、直面している問題に冷静に対処できるのでしょうか。
その方法として有効なのは、
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