５行で分かる大学：就活で分かる主な特徴

はじめに

合同説明会やセミナーなどで他の大学の人と接する機会も増えてきたと思います。

最初の頃は大学名を気にする余裕もなく、一緒のグループになった人にどう話しかけようかで頭がいっぱいなのですが、場数を踏み慣れてくると大学別特徴なんかもうっすらと感じたりする余裕が出てきます。

学校というくくりでは語れない部分も多々あるのですが、企業に社風があるように大学にも校風があり、それが行動や言動に表れることがあります。

今日は学校別パーソンの特徴について書いてみようと思います。もちろん独断と偏見に基づいているのですが、「あるあるｗ」「ねーよｗ」というように、楽しんで下されば幸いです。

東京大学・・・「四角四面」

理系が多いからでしょうか、規模の割にはあまり見かけません。

自分の大学名をあまり言いたがらないので、本当はいるけど余り目立たないのかも知れません。

就活に対しても控えめな感じがしてしまいますが、就職実績を見るとそんなこともなさそうです。

いわゆる「頭の良さそうな」人が多い印象ですが、基本的にはまじめで控え目。

「すごいですね！」って言われると、「いや、自分は余り勉強してないでサークルばかり・・・」なんて答えてしまうのも控えめだから・・・じゃなくて事実であることもままあります。

「東大というのは、プライドでもありコンプレックス」なんて思っているのは意外と外部の人であって、東大生ご本人はそれほど気にしてはいないようです。

・「あーこういう就活生多いわ」 ダメな東大生5類型
・東大法学部－スーパーエリートたちの就職先

慶應大学・・・「呵々大笑」

自信が外にも漏れ出すくらいに、とにかくコミュニケーションにも就活にもエネルギッシュ。就活で話しかけてくる学生の4割は慶應生です（実感値ベース）。

ミーハーなので外資やマスコミなど名前がよく知られているところを志望する人が多いと感じます。要領の良さはハンパなく、就職活動をお互い協力しあって乗り切ろうといった意識も強い。

また縦のつながりである三田会という大規模OBネットワークを有しており、就活における情報量は全大学No.1。

巷には余り情報がない外資系金融やコンサルでも、ゼミの先輩から詳しい話を聞いています。

リア充しかいないと思われていますが、そこは２極化しているようで闇系のオーラをまとっている人もたまに見かけます。

早稲田大学・・・「猪突猛進」

どこに行ってもたくさんいる印象。グループワークで同じ班に複数いたら、決まって早稲田トークを始めるのは疎外感を感じるので止めて下さい。

いわゆるチャラいとは少し違うのですが、自分の話をドンドンしてくるようなタイプで、結果的にマスコミや出版に多く就職しているような印象。

学生団体に所属し、情熱を傾けている人も多く「とにかく行動」というマインドを持っているような気がしています。

良くも悪くも独創的な経験と言えば早稲田生。

数の多さと行動力で、向かうところ敵なし。コンサルや外銀に入社する絶対数は少ないものの、働いている方々の「芯の強さ」は卓越したものがあるかもしれません。

・学生団体経験をアピールするときの落とし穴

一橋大学・・・「虎視眈眈」

人数比の問題でしょうが、あまり見かけません。

おだやかでのんびりしているが「国立」というプライドは高く、計算高い雰囲気を醸し出しています。

外見も言動も全くガツガツはしておりませんが、淡々と自分のやることはやるという印象。

グループワークで困ったら話を振ると、期待通りの働きをしてくれます。

東京都なのに田舎の雰囲気の国立にキャンパスがあるだけあって、都心に来るのが大変という定番ネタを頻繁に繰り出します。

雰囲気的には、理系の東京工業大学と同じポジションな気がします。

OB会といえば、前述の慶應三田会が有名ですが、一橋の如水会も負けじ劣らずの団結力と人脈を備えていることは知っておいて下さい。

筑波大学・・・「質実剛健」

都心に来ることがとても大変な学校。外見は就活に慣れているといった雰囲気はなく、地方っぽさをやや感じさせる。

おっとり、やわらかな物腰に見えてグループディスカッションなどで地頭の良さをキラリと見せ、いいところを持っていく抜け目の無さも持ち合わせています。

そして芯のある、少し変わっている人が多いという印象です。

いろいろとネタが尽きない大学ですが、実際学生に話を聞くと至って普通みたいです。ただ、同棲は多いのだとか。

東工大・・・「千載一遇」

基本大学推薦で研究職にすんなり内定される方が多いようですが、一部コンサルやSEでちらほらみかけます。

そうはいっても文系就職に顔出すことはあまりなく、レアキャラ。

・【理系向け】学科推薦とは？就職活動を始める前に知っておきたい推薦と自由応募の話

おわりに

以上はあくまでも一例ですが、他にも様々な大学生との出会いがあります。

特に就活といった将来を決める重要な現場では、その大学で数年過ごした特徴が、意図せず如実に現れてきます。

多くの就活生に会っていく中で、いろいろ分析的に考えてみるとグループワークも楽しくなってくるかもしれません。寒い日が続きますが、頑張ってください！

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