
最後まで寄り添う哲学を、若手の育成にも。プロフェッショナルとしての成長を共に目指す3年間“アクセラレーションシェルパ”
Sponsored by シグマクシス
2025/11/05
会員登録すると
このコラムを保存して、いつでも見返せます
sponsored by シグマクシス

登山隊を最後まで導くシェルパ。荷物を運び、道を示し、時に「ここから先は危険だ」と止める判断をも担う存在だ。その哲学を体現してきたのがシグマクシスであり、クライアントの変革に最後まで伴走するスタイルを「シェルパ」と位置付けてきた。そして2025年、その姿勢を若手人財の育成にも展開するために立ち上げたのが「アクセラレーションシェルパ」だ。研修にとどまらず現場で学び、挑戦し、実践力を磨く場となっている。ただし、伴走はあくまで支えにすぎない。主体的に学ぶ姿勢を持った人だけが、この環境で大きく飛躍することができる。
※内容や肩書は2025年11月の記事公開当時のものです。
「シェルパ」の名に込めた哲学。シグマクシスが目指す価値共創の姿とは
――シグマクシスという会社はどんな存在を目指しているのでしょうか。
西村:シグマクシスは2008年の設立以来、「クライアント・ビジネスパートナー・私たち自身」という三者のコラボレーションで価値を最大化することを理念に掲げてきました。社名(SIGMAXYZ)自体も「SIGMA=総和」「MAX=最大化」「XYZ=三つの軸」を組み合わせた造語です。受発注の関係を超えて三者が一体となり、共に未来を作っていく。シグマクシス・グループが掲げるパーパス「Create a Beautiful Tomorrow Together」にある“Together”が、私たちの最も大切にしている姿勢です。
コンサルティングファームというと、「課題を分析して提案書を出す」イメージが強いかもしれません。しかし私たちは「シェルパ」という言葉で表現している通り、成果が出るまでクライアントと伴走することにこだわります。変革の道のりを最後まで寄り添う姿勢が信頼を生み、三者の付加価値を最大化することになるのだと考えています。
――西村さんがシグマクシスに入社した背景と、現在の役割について教えてください。
西村:私は外資系コンサルティングファームでキャリアのスタートを切り、独立・起業を経て2008年のシグマクシス設立時には外部パートナーとして関わりました。設立準備の段階で事業計画策定や社名の検討にも携わり、この会社の目指す姿勢に共感したことが入社の大きな理由です。
現在は「クライアントシェルパ」の一員として特定の業界のクライアントを担当する一方で、2025年に新設された「アクセラレーションシェルパ」のディレクターも兼任しています。前者ではクライアントの経営層と向き合いながら変革を推進し、後者ではシグマクシス社内の立ち上がり期にある若手の能力開発を支援する。クライアントへの価値提供と人財育成、この二つの軸を担うことが、今の私のミッションです。
――「シェルパ」という考え方に込められた思いについて、もう少し詳しく聞かせてください。
西村:シェルパとは、エベレスト登頂を目指す登山隊を支えるネパールの山岳民族の呼称で、道案内や荷物運びだけでなく、時には「これ以上は危険だから下山すべきだ」「別のルートで登頂を目指そう」と判断する役割も担います。私たちは、その姿勢に自分たちのコンサルティングスタイルを重ねています。契約に定められた範囲だけを遂行するのではなく、クライアントと一心同体となって目的達成にまい進する。場合によっては、いったん立ち止まり、計画の修正を促すこともあります。
成果を出すためには、専門知識に加え人間的な信頼も欠かせません。全社で共有する価値観「VALUE」でも「オープン&トラスト」や「真摯」「異質の尊重」といった、人間として大切な姿勢を掲げています。こうした哲学が根付いているからこそ、「アクセラレーションシェルパ」のような新しい育成組織も自然に生まれてきたのだと思います。
「教育」ではなく「学習」を。自ら学び挑戦する文化を体現する新しい育成組織
――アクセラレーションシェルパとはどんな組織で、どういった目的で立ち上げたのでしょうか。
西村:若手人財の成長スピードを極限まで高めることが目的です。対象は入社3年目までのメンバーで、今年は約100人が所属しています。
アクセラレーションという言葉には、個々の能力開発を加速させることに加え、組織全体の力を底上げして私たちのパーパスを早期に実現するエンジンになりたい、という思いを込めました。
この組織の特徴は、研修実施に閉じず、さまざまなプロジェクトでのクライアントへの貢献と、結果としての経験機会の増大を追求していく点です。知識をインプットし、グループワークなどで試し、プロジェクト現場で実践する。さらにそこで得た学びを後輩に教えるところまで昇華させ、「知る→試す→できる→教える」というサイクルを高速で回すことで、実践力を磨いていきます。
私たちは「教育」とはあまり呼ばず、あえて「学び」や「学習」と表現しています。教育は上から知識を与えるイメージがありますが、学習は本人が主体となり、自ら学び取っていくものです。コンサルタントに必要なのは、受け身で与えられる知識ではなく、忙しい日々の中でも主体的に学び続ける姿勢です。アクセラレーションシェルパは、そうした「自ら学ぶ文化」を体現する場でもあるのです。
――アクセラレーションシェルパのチーム体制やサポートについても教えてください。
西村:現在は私の他に8人のリーダーがおり、いずれも10年以上第一線で活躍してきた経験豊富なコンサルタントです。現場での実践を通じて成長してきた彼らが、新人にとって頼れる指導者であり伴走者となっています。
さらに全社的な仕組みとして「能力開発フレームワーク」を整備しています。構想力・道具力・実現力という三つの力を兼ね備えた人財像を定義し、これに沿って成長を支援するものです。研修やデジタル学習コンテンツに加え、社内外の著名人によるナレッジ共有なども活用しながら、プロジェクト経験と自己学習の両輪でスキルを伸ばしていけるようになっています。
また、挑戦の場に送り出すだけでなく「ピープルケア」も大切にしています。全力で仕事に打ち込んでいれば、時には壁にぶつかって疲れてしまうこともあるでしょう。そんなときには、同期やリーダーが集まるこの組織が“戻ってこられる居場所”となります。安心感のあるコミュニティーがあるからこそ、思い切ってチャレンジできる。そうした仕組み作りもアクセラレーションシェルパの重要な役割だと考えています。
自己成長だけではなく、社会への還元も。プロフェッショナルとして求められる姿勢
――西村さん自身が、若手の成長支援に当たって大切にしている考え方はありますか。
西村:若手に強く伝えているのは「振り返りは必ず相手目線で行う」ことです。新人の頃は特に、「今日はこれができなかった」と自分の失敗に目が向きがちです。しかし本当に大切なのは、自分がどう思ったかではなく、先輩やクライアントが自分に何を期待しているかを考えることです。
例えば先輩がレビューで厳しい指摘をするのは、決して落ち込ませるためではなく、チームとして成果を出すためです。そしてその成果は、最終的にはクライアントに価値を届けることにつながっています。「できなかったから悲しい」で止まるのではなく、「どうすれば相手の信頼に応えられるか」を常に考えてほしい。プロフェッショナルサービスに携わる以上、この視点は絶対に欠かせません。
――これまでの話の他にも、シグマクシスだからこそ得られる経験や成長機会があれば教えてください。
西村:シグマクシスでは、戦略立案、新規事業開発、M&A、業務・システム変革、SaaS・AI活用など、一見すると全く別の領域に思えるテーマを横断的に経験できます。これこそが、私たちが「シェルパ」として変革を最後までやり切る存在であることの裏付けです。
なぜなら、企業の変革は特定の領域だけで完結しないからです。例えば新規事業を立ち上げるなら、戦略を描くだけでなく、デジタル活用や組織設計、人材採用やシステム導入まで必要になります。途中で「ここから先は担当外です」と手放すのでは、真の成果につながりません。
アクセラレーションシェルパでさまざまな案件に挑戦するのは、そのための土台作りでもあるのです。結果として、一人一人のメンバーも自然と視野が広がり、どんな場面でも成果を出せる実践力を身に付けていきます。これがシグマクシスだからこそ得られる成長機会だと考えています。
――最後に、改めてシグマクシスで働く魅力について聞かせてください。
西村:私が感じる一番の魅力は、人財の多様性です。新卒入社のメンバーも多いですが、社会人経験者として入社した人には戦略ファーム出身者もいれば、会計系や人材系のコンサルティングファーム、あるいは事業会社の経営企画やシステムの経験者まで、幅広いバックグラウンドの人が集まっています。他にも日銀や外務省の出身者、理化学研究所の研究者など、普通の会社では出会えないようなメンバーもいますね。
こうしたさまざまなキャリアの持ち主が「考え方」でつながっているのがシグマクシスです。組織の壁が低く、部門をまたいで彼らと連携する機会も多くあります。多様な仲間と新しいことに挑戦し、成長していくことができる。これは大手ファームにはない面白さだと思います。
一方で、成長だけを目的にした会社ではないことも強調しておきたい点です。もちろん成長機会は豊富で、実力をつければマーケット価値も高まりますが、それを組織や社会に還元しインパクトを出していかなければ意味はありません。ですから、受け身的な姿勢の人や、すぐに諦めてしまう人にとっては厳しい環境だと言えるでしょう。
シグマクシスは、自律して挑戦できる人にとってこそ、大きな成長と報酬、新しいキャリアの可能性が開けている会社です。多様な仲間と共に挑み、成長し、未来を形作っていく。そうした道を一緒に歩める人を、私たちは待っています。
この記事を友達に教える





