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ボストンキャリアフォーラム

3日で内定!ボストンキャリアフォーラム徹底攻略法その1【準備編】

はじめに

※この記事は2013年2月現在の情報に基づき執筆されたものです。
2015年版の特集はこちら。
ボストンキャリアフォーラム攻略特集【2015年度版】

毎年秋も終わりに近づくと、ボストンは日本人であふれかえります。彼らの目的は、ボストンキャリアフォーラム(通称:ボスキャリ/ BCF:以下BCF)に参加すること。

ご存知の方も多いとは思いますが、BCFとは、10月中旬もしくは11月中旬にボストンで3日間開催される日英バイリンガル向けの就職イベントのことを指します。海外大に在籍する日本人にとっては数少ない就職活動のチャンスのひとつであり、また海外大生だけでなく、帰国子女や交換留学生、長期インターンを探す人も数多く参加するというこのイベント、2015年は11月20日(金)〜22日(日)に行われます。

このBCFには、外資系コンサルや外資系投資銀行をはじめ、商社や日系金融機関・大手メーカーなど総勢200社近くが参加し、開催中のわずか3日間で内定を貰える可能性もあるという、まさにアメリカンドリームを体現したようなイベントです。

Boston Career Forum 2015の参加企業

しかし、日英バイリンガルであることが条件のBCFには、世界の名だたる大学でしのぎを削ってきたツワモノ達が集まります。

彼らに対抗するためには、数か月前からの入念な準備が必要不可欠。
以下では、BCFで内定を得るために必要な準備を紹介していきたいと思います。

ボストンキャリアフォーラムに参加するうえで押さえておくべき6点

その1.事前応募は遅くとも1か月前までに済ませる

BCFの選考プロセスは、事前応募とウォークインの2通りあります。

事前応募
事前応募では、公式サイトの参加企業リストから興味のある企業を選び、履歴書・エッセイなどを前もって提出してエントリーを完了します。

その後選考を通ると、電話面接のオファーが来ます。さらに電話面接に通ると、BCF1日目・2日目に面接の機会を得られるというものです。
事前募集のエントリーは、BCF開催の約2か月前から可能です。

ウォークイン
ウォークインとは、BCF当日に会場の企業ブースで直接履歴書を提出して面接をするというもの。どちらのプロセスを進んでも、数回の面接を通るとディナーに招待されます。いわばディナーは最終面接のようなもので、ディナーを無事に終えると、内定を貰うことができるのです。ただし、BCFで仮内定を出し、後日東京にて再面接・内定出しを行うというパターンもあります。

選考プロセスまとめ
(1) 事前応募→電話面接→一次面接→二次面接→…→ディナー→内定
(2)ウォークイン→一次面接→二次面接→…→ディナー→内定

ウォークインすれば当日であっても面接を受けられるとは言いますが、
事前応募は必ず1か月前までに済ませることをおすすめします。
その理由は、以下3点です。

(1)BCFでの内定は早いもの順です!

事前応募で選考を通過した順に、面接の枠は埋まっていきます。そして、事前応募で優秀だと見込まれた人はBCF前日にこっそり面接され、開催前に囲い込まれていたりします。さらに、人気企業の中には1日目で内定が出尽くしてしまう企業や、ウォークイン自体を受け付けない企業も多いため、やはり事前応募が圧倒的に有利なのです。

(2)事前募集の選考プロセスを通じて、本番のウォークイン対策もすることができます。

もし事前募集で1社も通れなかったとしても、選考の過程でエッセイの書き方やウェブテスト、電話面接を経験できます。これは、就職活動をしたことがない海外大生にとっては貴重な経験になるはずです。
なお、事前募集で選考に漏れてしまった人でも、ウォークインで再びチャレンジすることは可能です。気負いせず、ばしばし応募しましょう!

(3)海外大生は学業とBCFの両立が非常に難しく、夏休みからBCFの準備をしなくてはなりません。

BCFの時期はちょうどmidtermとかぶります。ただでさえ忙しいpaperやテストの準備に、履歴書の準備・面接対策が重なると悲惨です。BCFの2か月前に事前応募を開始する企業が多いので、開始と同時にエントリーを済ませてしまいましょう。

BCF開催1~2週間前に事前募集を締め切る企業が多いので注意しましょう。

その2.航空券・ホテルはなるべく早く予約する

前述の通り、この時期は世界中に散らばる日本人学生がボストンに集結するため、航空券・ホテルは非常に混み合い、割高になります。直行便や安い航空券から売れていくので、BCFに行くと決意したら、なるべく早く航空券・ホテルの予約を行いましょう。

著者の友人は、BCFの3週間前に航空券の予約をしようとしたところ、トランジットで、8時間空港で待たされるようなチケットしか残っていなかったそうです。

ちなみに費用の参考までに記載すると、著者がLAからボストンに行った際は、往復$500ほどかかりました。東京からBCFに参加した際は、往復航空券で12~13万円ほどだったかと記憶しています。

ここで注意点が1つあります。BCFは金曜・土曜・日曜と3日間開催されますが、
木曜日にはボストンへ到着しているようにしましょう。

理由としては、前述の通り、事前応募・電話インタビューでの選考で優秀だと認められると、開催前日の木曜日に面接オファーがくる場合があるためです。
さらに、BCF初日の金曜日は、朝8時には会場入りしておくことが望ましいです。長旅による時差ボケや疲れを考慮しても、やはり木曜日にはボストン入りしておきたいところです。


*旅費が無いからBCFに参加できないよ!という方へ*

BCFを主催しているCFNでは、ボストンへの渡航費を補助するトラベルスカラシップというものを提供しています。
学生が在住している場所に比例して、渡航費の一部を援助するシステムです。ただし、支給数に限りがあるので、夏休み中には応募しましょう。

次に、滞在中のホテルについて。ホテルを選ぶうえでのポイントは大きく2つ挙げられます。

(1)この時期のボストンはとても寒いため、徒歩の移動時間・距離が長いと非常に辛いです。
そのため、ホテルはロケーションの良い場所を選び、早めに確保しましょう。

BCFが開催されるBoston Convention & Exhibition Center (BCEC)へは、Red LineのSouth Station駅から徒歩10分ほどで行けます。周辺エリアでいうと、Financial Districtや、Downtown、China Townなどが会場から近く、ディナーもその界隈で行われることが多いので、便利です。

(2)BCF期間中、インターネット環境が整っていないと、企業研究もメールチェックもできないため、致命的です。また、履歴書を追加でプリントアウトできるように、
プリンターを設置しているインターネットアクセスのいいホテルを選んだ方がベターです。

その3.(日系企業を受ける場合)日本語の履歴書・証明写真を用意しておく

基本的にBCFに参加している企業は、外資・日系を問わず英語での履歴書を受け付けていますが、夏休みや冬休みに日本に一時帰国した際に、日本語の履歴書・証明写真を用意しておくことをおすすめします。
この理由は、以下の3点によります。

(1)日系企業の面接官には、英語があまり得意でない人もいる

外資系投資銀行などの選考では、外国人が面接官で100%英語面接というケースもありますが、日系企業では99%日本語で日本人が面接をします。したがって、英語があまり得意でない人が面接官を行うケースも大いにあるということです。重要な判断材料となる履歴書の内容が100%相手に上手く伝わらないという事態を避けるためにも、日本語の履歴書は用意しておきたいものです。

(2)日本語履歴書の方が、各企業に合わせた自己PRをしやすい
英語の履歴書は、学歴・職歴・課外活動などの経歴をまとめた、シンプルで見やすいものが一般的です。また、ワードで編集してプリントアウトするだけなので、企業ごとに違う履歴書を作るということはまずありません。
一方、日本語の履歴書には基本情報の他に自己PRや志望動機書を書く欄があります。これにより、経歴だけでは表せない自分のアピールポイントを表現することができるのです。

さらに日系企業の場合、「なぜ他の企業でなく自社なのか」を聞かれることが多々ありますが、これについても日本語の履歴書であれば、志望動機の欄に、各企業にあわせた志望理由を記入することで、対応が可能です。

日系企業と外資系企業選考の差については、以下のコラムを参考にしてください。
外資就活経験者が注意すべき、日系就活・外資就活3つの違い

(3)誠意を重んじる面接官に有効

ワードで編集されプリントアウトされた英文履歴書よりも、一枚一枚手書きで書かれた日本語履歴書の方が「この企業に入りたい!」という熱意と誠意が伝わってくると考えている方も、中高年以上の面接官中心には未だ多いようです(某日系大手企業の面接官・談)
日系業の場合、こういった部分も重要な判断材料となるので、日本語履歴書を持参する丁寧さ・気配りも有効な手段となり得ます。

履歴書を日本で買い損ねても、
日本語履歴書のテンプレートはオンライン上でもダウンロード可能です。
また、BCFの場合、必ずしも手書きでなくても構わないようです。

その4.レジュメ・エッセイは提出前に、第三者に添削してもらう

国内大学に属する学生にはごく一般的に浸透している自己分析・企業研究などの手法ですが、、意外と知らない海外大生も多いのが実情のようです。以下のコラムを参考にして、準備を行いましょう。

志望動機が書けない人が陥る3つのワナとその処方箋
自己分析の必要性
絶対失敗しないエントリーシートを書くためのヒント
英文履歴書の書き方と模範例

また、先輩や友人に自らのエントリーシートを添削してもらうことも国内就活生であれば多々あると思うのですが、海外大生には意外にしない方も多く見受けられます。履歴書とエッセイは、必ず友人や先輩、教師、キャリアセンターの方などに添削してもらい、アドバイスを貰うようにしましょう。

その5.筆記試験&面接対策も怠らない

ここまでは、通常の就職活動とは異なる「BCFならではの対策・準備方法」について説明してきました。しかし忘れてはいけないのが、筆記試験と面接対策です。これらは通常の対策と大差ないので、以下で簡単に補足します。

筆記試験対策
【コンサル志望の場合】
コンサルに事前応募した場合、Webテスト及び面接前に筆記試験を課される場合がほとんどです。フェルミ推計やGMATがベースの簡単な経理問題がほとんどなので、受ける前に軽く対策を講じておきましょう。

以下のコラムが役に立ちます。
【完全版】コンサルティングファームの筆記試験対策
コンサルティングファーム:面接に挑む際にこれだけは用意しておくべきこと
コンサルタントの業務内容
【インターン】ES・筆記・GD・グループ面接対策記事まとめ

【外資系投資銀行志望の場合】
外資系投資銀行の場合も、計算問題中心のWebテストや筆記試験が課されるケースが多いです。コンサルほどの特殊な対策は必要ないですが、SPIやCAB、GAB形式、あるいは数学計算問題の練習を事前に行いましょう。

以下のコラムが役に立ちます。

投資銀行:筆記試験対策

【面接対策】
面接への対策方法は、慣れしかありません。
友人やキャリアセンターの方と模擬面接を重ねて下さい。最低、志望動機と自己PRくらいは暗記してスラスラ言えるようになるまで練習しましょう。

また、
模擬面接中に自分の面接風景を録画すると、後から客観的に自分を観察できて◎です!
ちなみに筆者が実践した際は、自分では完璧に受け答えができていたと思っていたのに、実はキョドキョドしていたり身振り手振りが大げさすぎたことに気付き、改善できました。

さらに、以下のリンク等を参考にして対策を深化させましょう。

面接で死亡フラグが立つ10のアクション
コミュニケーション能力に不安がある人が面接を突破するための7つのヒント
面接に通る自己PRをするための3つのコツ
外資系企業の英語選考突破法
「やりたいこと」無しに内定を貰う方法-自己分析におけるもう一つの切り口

その6.アメリカでつながる携帯電話を用意する

これは私も経験したことですが、日本の携帯を海外に持ち出すとメールが受信できなかったり、電話が使えなくなったりする場合があります。BCFでは、次の面接連絡が電話でくることも多いので、これは致命傷となります。したがって、アメリカ国外からBCFに参加する方は、現地で使えるプリペイド携帯などを購入することをお勧めします。プリペイド携帯はスーパーやコンビニで$30~40ほどで購入できます。

*おまけ*
学部生でも名刺を作っていくと◎
BCFでは面接官と話すだけでなく、就活仲間を作るいい機会です。
名前・肩書き・連絡先・SNSのアカウント名など記載した名刺を持参すると、よりスムーズに友人を作ることができるでしょう。

おわりに

たった3日間で内定を得られる、まさにアメリカンドリームのようなボストンキャリアフォーラム。しかし内定を貰えるのは数か月前から入念な準備をした者だけです。早め早めの準備を心がけ、ぜひ夢の仕事を手に入れられるよう、頑張ってください!

次回のコラムでは、BCFの当日に心がけるべき点をいくつか紹介します!
次回記事はこちら→
留学無しでも内定get!?ボストンキャリアフォーラム徹底攻略法その2 【当日編】


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