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3日で内定!ボストンキャリアフォーラム徹底攻略法その1【準備編】

はじめに

毎年秋も終わりに近づくと、ボストンは日本人であふれかえります。彼らの目的は、そう、ボストンキャリアフォーラム(通称:ボスキャリ/ BCF:以下BCF)に参加すること。

ご存知の方も多いとは思いますが、BCFとは、10月中旬もしくは11月中旬にボストンで三日間開催される日英バイリンガル向けの就職イベントのことを指します。海外大に在籍する日本人にとっては数少ない就職活動のチャンスの一つであり、また海外大生だけでなく、帰国子女や交換留学生、長期インターンを探す人も数多く参加します。

このBCFには、外資系コンサルや外資系投資銀行をはじめ、商社や日系金融機関・大手メーカーなど総勢200社近くが参加し、開催中わずか3日で内定をもらえる可能性もあるというまさにアメリカンドリームを体現しているイベントです。

Boston Career Forum 2013の参加企業

しかし、日英バイリンガルであることが条件のBCFには、世界の名だたる大学でしのぎを削ってきたツワモノ達が集まります。彼らに対抗するためには、数か月前からの入念な準備が必要不可欠です。以下では、BCFで内定を得るために必要な準備方法を紹介したいと思います。

なお、BCFについては以下のコラムも参考にしてみて下さい。
まだ間に合う、外資系企業にたった1日で内定する方法はてな

ボストンキャリアフォーラムに参加する上で抑えておくべき6点

その1.事前応募を遅くとも1か月前には済ませる

BCFの選考プロセスは、事前応募とウォークインの2通りあります。

事前応募

事前応募では、公式サイトの参加企業リストから興味のある企業を選び、履歴書・エッセイなどを前もって提出してエントリーを完了します。その後選考を通ると、電話面接のオファーが来るので、それを受けます。さらにその審査に通るとBCF1日・2日目に面接の機会を得るというものです。
事前募集のエントリーは、BCF開催の約2か月前から応募できます。

ウォークイン

一方、ウォークインとは、BCF当日に会場の企業ブースに直接行き、履歴書を提出して面接をするというもの。
どちらのプロセスを進んでも、数回の面接を通ると、ディナーに招待されます。いわばディナーは最終面接のようなもので、ディナーを無事経ると内定をもらうことができます。ただし、BCFでは仮内定をだし、後日東京で再面接・内定出しという場合もあります。

選考プロセスまとめ
① 事前応募→電話面接→一次面接→二次面接→…→ディナー→内定
② ウォークイン→一次面接→二次面接→…→ディナー→内定

当日でもウォークインすれば面接を受けることができるといっても、必ず事前応募を1か月前までには済ませましょう。その理由は以下3点です。

1)BCFでの内定は、早いもの順です!事前応募で選考を通過した順に、面接の枠は埋まっていきます。そして、事前応募で優秀だと見込まれた人は、BCF前日にこっそり面接をされて開催前に既に囲い込まれていたりします。

さらに、人気企業の中には1日目で内定が出尽くしてしまう企業や、ウォークイン自体を受け付けていない企業多いため、事前応募は圧倒的に有利です。

2)事前募集の選考プロセスを通じて、本番のウォークイン対策もすることができます。もし事前に1社も通らなかったとしても、選考の過程で、エッセイの書き方やウェブテスト、電話面接を経験できます。これは、就職活動をしたことがない海外大生にとっては貴重な経験になるはずです。なお事前募集で選考に漏れてしまった人でも、ウォークインで再びチャレンジすることは可能です。なので、気負いせずばしばし応募しましょう!

3)海外大生は学業とBCF対策が非常に難しいです。BCFの時期はちょうどmidtermとかぶります。ただでさえ忙しいpaperやテストの準備に、履歴書の準備、面接対策が重なると悲惨です。BCFの2か月前に事前応募を開始する企業が多いので、開始と同時にエントリーを済ませてしまいましょう。つまり、海外大生は夏休みからBCFの準備をしなくてはならないということです。

BCF開催1~2週間前に事前募集を締め切る企業が多いので注意しましょう。

その2.航空券・ホテルはなるべく早く予約する

前述の通り、世界中に散らばる日本人学生がこの時期にボストンへ集結するため、航空券・ホテルは非常に混み合い、割高になります。直行便や安い航空券から売れていくので、BCFに行くと決意したらなるべく早くエアチケットを予約しましょう。著者の友人には、BCFの3週間前に予約しようとしたら、トランジットで8時間空港で待たされるようなチケットしか残っていなかったそうです。

また、参考までに著者がLAからボストンに行った際は、往復チケットが$500程かかりました。東京からBCFに参加した際には、往復航空券で12~13万円かかったことを記憶しています。

ここで注意点が一つあります。BCFは金曜・土曜・日曜と3日間開催されるのですが、木曜にはボストンへ到着しているようにしましょう。その理由として、前述した通り、事前応募・電話インタビューでの選考で優秀だと認められると、開催前日の木曜日に面接オファーがくる場合があるからです。さらに、BCF初日の金曜の朝8時には会場入りすることが望まれます。長旅による時差ボケや疲れを調整するためにも、木曜にはボストン入りをしましょう。


*そんな旅費ないからBCFに参加できないよ!という方へ*

BCFを主催しているCFNでは、ボストンへの渡航費を補助するトラベルスカラシップというものを提供しています。
学生が在住している場所に比例して、渡航費の一部を援助するシステムです。
ただし、支給数に限りがあるので、夏休み中には応募しましょう。

次に、ホテルを選ぶ上でのポイントは2つあります。

1) この時期ボストンはとても寒いため、徒歩の移動時間・距離が長いと辛くなってきます。そのため、ホテルはロケーションの良い場所を早めに確保しましょう。BCFが開催されるBoston Convention & Exhibition Center (BCEC)へは、Red LineのSouth Station駅から徒歩10分ほどで行けます。その周辺のエリアでいうと、Financial Districtや、Downtown、China Townなどが会場から近く、ディナーもその界隈で行われる場合が多いので便利です。

会場への行き方は、

その4.レジュメ・エッセイは提出前に第三者に添削してもらう

国内大学に属する学生の間では、自己分析・企業研究などの手法はごく一般的に浸透していますが、知らない海外大生も意外と多いのが現状です。そのような場合、以下のコラムを参考にして準備をしましょう。

志望動機が書けない人が陥る3つのワナとその処方箋はてな
自己分析の必要性はてな
絶対失敗しないエントリーシートを書くためのヒントはてな
英文履歴書の書き方と模範例はてな

また、国内就活生では先輩や友人に自らのエントリーシートを添削してもらうことは多々あると思うのですが、海外大生では意外にしない方も多く見受けられます。履歴書とエッセイは必ず友人や先輩、教師やキャリアセンターの人に添削してもらい、アドバイスをもらうようにしましょう。

その5.筆記試験&面接対策も怠らない

上記では、通常の就職活動とは異なるBCFならではの対策・準備方法について説明してきました。
しかし忘れてはいけないのが、筆記試験と面接対策です。これらは通常の対策方法と大差はないので、以下で簡単に補足します。

~筆記試験対策~

コンサル志望の場合

コンサルに事前募集をした場合、Webテスト及び面接前に筆記試験を課される場合がほとんどです。フェルミ推計やGMATがベースの簡単な経理問題がほとんどなので、受ける前に軽く対策を講じておきましょう。

以下のコラムが役に立ちます。
コンサル:筆記試験対策はてな
夏はこの本を読め!-Amazon 7月売上ランキング 1位ー15位はてな
コンサルティングファーム:面接に挑む際にこれだけは用意しておくべきことはてな
コンサルタントの業務内容はてな
【夏インターン】筆記・GD・グループ面接対策記事まとめ+お知らせはてな

外資系投資銀行志望の場合

外資系投資銀行の場合にも、計算問題中心のWebテストや筆記試験が課されるケースが多いです。
コンサルほどの特殊な対策は必要ないですが、SPIやCAB,GAB形式、あるいは数学計算問題の練習を事前にしておきましょう。
以下のコラムが役に立ちます。

投資銀行:筆記試験対策はてな
就活生が投資銀行を知るために読んでおくべき業界本はてな

~面接対策~

面接への対策方法は、慣れしかありません。友人やキャリアセンターの方と模擬面接を重ねて下さい。最低、志望動機と自己PRくらいは暗記してスラスラ言えるようになるまで練習しましょう。

また、模擬面接中に自分の面接風景をビデオ録画すると、後から客観的に自分を観察できて◎です!ちなみに筆者が実践した際に、自分では完璧に受け答えができていたと思っていたのに、キョドキョドしていたり、身振り手振りが大げさすぎたことに気付き、改善することができました。

さらに、以下のリンク等を参考にして対策を深化させましょう。

面接で死亡フラグが立つ10のアクションはてな
コミュニケーション能力に不安がある人が面接を突破するための7つのヒントはてな
面接に通る自己PRをするための3つのコツはてな
外資系企業の英語選考突破法はてな
「やりたいこと」無しに内定を貰う方法-自己分析におけるもう一つの切り口はてな

その6.アメリカでつながる携帯電話を用意する

これは私も1回経験したのですが、日本の携帯を海外に持ち出すとメールが受信できなかったり、電話が使えなくなったりするときがあります。BCFでは、次の面接連絡が電話でくる場合が多いので、これは致命傷となります。

したがって、アメリカ国外からBCFに参加する方は、現地で使えるプリペイド携帯などを購入することをお勧めします。プリペイド携帯はスーパーやコンビニで$30~40ほどで購入できます。日本から行く場合、向こうで使えるケースがほとんどですが、データローミングや通話料金が高額になってしまう場合が多いです。

*おまけ*
学部生でも名刺を作っていくと◎
BCFでは面接官と話すだけでなく、就活仲間を作るいい機会です。
名前・肩書き・連絡先・SNSのアカウント名など記載した名刺を持参すると、よりスムーズに友人を作ることができるでしょう。

さいごに

たった3日間で内定のでる、まさにアメリカンドリームのようなボストンキャリアフォーラム。しかし数か月前から入念な準備をした者だけが内定を得ることができます。早め早めの準備を心がけ、ぜひ夢の仕事が手に入るように頑張ってください。(^^)

次回のコラムでは、BCFの当日に心がけるべき点をいくつか紹介いたします!
次のコラムへはこちら↓から
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