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外資系コンサルだが英語ができず苦労した-現役コンサルタントにインタビュー(1)

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現役コンサルタントに仕事内容をインタビュー

外資系コンサルタントの現役社員に直接会う機会は、学生にはなかなか巡ってこないもの。書籍やネット上の研究ではやはり限界もあります。

志望する業界、企業の現場をあまりイメージせずに就職活動を進めた場合、選考の突破率が下がってしまいます。また仮に内定を獲得したとしても、本当は自分に合ってはいなかった業界、企業に進んでしまったり、入社後に活躍できないということも起こり得ます。そのため、少しでも志望企業の実態を把握しておくことが大切になります。

そこで今回は、外資就活ドットコムスタッフが就活生とともに現役外資系コンサルタントにインタビューを行いました。具体的な仕事内容の把握に役立てていただければ幸いです。

本インタビューは4回に分けてお届けします。ぜひ、現役社員の生の声をご参考に業界研究を進めてください。第1回となる本コラムでは、主に外資系コンサルティングファームの仕事で求められる英語力に関してお話をうかがいました。

インタビュイーご紹介

今回お話を伺ったのは、某外資系コンサルティングファームに勤めているAさんです。(ご本人の希望により、匿名非公表といたします)

Aさんは薬学部の院を卒業し、新卒で現在勤務先のファームに入社されたアソシエイトコンサルタントです。薬学部出身というバックグラウンドがあることから、製薬会社のクライアントを担当することが多いとのことです。

コンサルの仕事内容が楽しそうだと思って志望した

――なぜコンサルタントというお仕事を選ばれたのか、就職活動時のことを教えていただけますか?

Aさん:まず、研究者にはなりたくないと思ったから。

薬学専攻だったので院生の時にさまざまな製薬会社の研究所に足を運んだんだけど、そこで世の中で起きてることとかに興味を示さずひたすら研究に没頭している人たちの姿を見て、自分が思い描いている将来の姿はこれじゃないなと。

もっと世の中の動きを感じられる大人になりたいなと思って、研究者にはならず就職活動をしようと心に決めた。

それでなんとなく、あるコンサルティングファームの説明会に行った時に、グループワークがあってそこでたまたま優勝しちゃった。そうしたら、その景品として当時はまだ高価だったiPodがもらえて『あ、なんていい業界なんだ!』って完全に心を奪われちゃった(笑)。

まあそれは半分冗談半分本気の動機なんだけど、その後に社員に色々話を聞いたり、ジョブに参加したりしてみて、この仕事は面白そうだなと思ってコンサルタントになろうと思ったんだよね。

だから面接でも、コンサルタントっていう仕事がおもしろそうだから志望してるんです!って言ってたよ。

――なるほど。そのような動機でコンサルタントになられて、今はどのような仕事をされているんですか?

Aさん:製薬業界とか家電業界を中心に、マーケティング関連の仕事が多いかな。新薬をどう売り出したらいいかとか、 新製品のこの家電を世界中でヒットさせるにはどうしたらいいか、とかね。

だから僕の場合は学生の時に勉強していたことが役に立ったりすることも多いよ。「この新薬にはこの成分が多く入っているから、飲んでもあまり眠くならないな。じゃあそういう特徴を前面に押し出してマーケティングできるんじゃないか」とかね。

――「マーケティング」についてまだちょっとイメージしづらいんですけど、具体的には毎日どのような仕事をしているんですか?

Aさん:僕はまだまだジュニアだし、基本的には資料作成だね。チームで役割分担して、自分に割り振られたテーマや課題を分析したら、資料にまとめる。

コンサルタントっていっても最初はひたすら会議の議事録をとったり、まとめ資料を作ったりっていう地味な作業ばかりだよ。

コンサル入社後に全て英語のプロジェクトで苦労した

――コンサルタントとして働いてきた中で、一番つらかったことは何ですか?

Aさん:英語ができなかったことだね。入社した時は全く英語ができなかった。なのにいきなり全部英語のプロジェクトにアサインされちゃって。

英語ができないってことは、手かせ足かせをつけて戦っているのと同じだから、本当に辛い。

でも英語ができないとそのプロジェクトはどうにもならないから、とにかく必死にやって。今も英語ができるってわけじゃないけど、そういったことを何度も繰り返してなんとか覚えたって感じ。

それでもいまだに悩むときがあるよ。ある問題を解決できないのは、英語ができないからなのか、それとも自分の頭が悪いからなのか、どっちなんだろうって。

最近は徐々にその答えがわかるようになってきたんだけどね。『あっ自分の頭が悪いんだ』って (笑)。

――逆にコンサルタントをしていて嬉しかったことって何ですか?

Aさん:ありがちかもしれないけど、クライアントに褒められた時だよね。僕らの仕事って、全てはクライアントのために働いているわけだから、その人たちから感謝されたり褒められた時には最高にうれしい。

たまにプロジェクトが終わった後にクライアントの方が、「君と仕事ができてよかった。ありがとう」っていうメールを送ってきてくれたりするんだけど、そういうメールは全部保存してるよ(笑)。本当にそれぐらい嬉しいね。

――ではそれが仕事へのモチベーションになっているということですね。

Aさん:そうだね。あと仕事を続けていられるのは、仕事自体が楽しいってことなんじゃかな。

コンサルって外資系投資銀行と違ってお金がモチベーションになるほど多くの給料をもらえない。じゃあ何がモチベーションになるかって、純粋に仕事が楽しいと感じられるかどうかなんだと思うんだよね。

じゃあコンサルタントっていう仕事の何が楽しいかって、知的好奇心が満たされるって部分だと思う。そこにモチベーションや楽しさを感じられる人はこの仕事を続けられる。

まあでも、周りを見ていると知的好奇心って一言で言っても『面白いことができました』ってことに満足感を覚えるアウトプット型の人と『面白いことを学べました』ってことに満足感を覚えるインプット型の人の2種類がいる。コンサルって仕事はそのどちらも満たしてくれる面白い仕事だと思う。

自分はその両方かな。ある業界のこんな商品についてやたら詳しくなって楽しいってのもあるし、社長の前でプレゼンするときにものすごいプレッシャーとともに「何か俺スゴイことやってるじゃん」っていう満足感もある。

ただ、毎日の仕事は本当に楽しくない(笑)。毎回、あとから考えると楽しかったなあっていう感じだよ。
(続く)

英語力が必要だがコンサルの仕事は楽しい

いかがでしたでしょうか。業務内容からやりがいまで、コンサルタントの「生の声」をできる限りお届けいたしました。外資系コンサルティングファームから内定を獲得するような優秀な方でも、職場で求められる英語力は苦労しながらなんとか習得していくようです。

皆さんも学生時代のうちに、英語の学習を進めてみてはいかがでしょうか。

引き続いて、コンサルの仕事やコンサルタントとしての働き方について切り込んでいきます。

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