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社内起業で、自ら事業を創り出す ~イントレプレナーという道~

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新規事業を自分自身の手で作ってみたい。そのために、将来の起業を検討したり、起業する力をつけるためにコンサルティングファームやスタートアップに入社しようと考える人も多いだろう。しかし今回は、「新規事業を作りたい」という想いのある方へもう一つの選択肢を提供したい。それは「イントレプレナー(社内起業)」という道である。社内にあるリソースを存分に活用しながら、自らの意思決定に基づき事業を立ち上げ、継続的にグロースさせていく。今回は、事業創造が盛んなレバレジーズ株式会社のイントレプレナーのお2人にインタビュー。新卒入社した直後から“事業”と“自分”を成長させている中嶋一揮氏と布野翔太氏に話を聞いた。

〈Profile〉
写真左/中嶋 一揮(なかしま・かずき)
オンライン診療事業部 部長
京都大学法学部を卒業後、2018年レバレジーズに入社。初年度に「レバテック」のWebマーケティングを担当し、2年目にフリーランス向けメディアの立ち上げ責任者を経験。事業のグロースに取り組みながら、並行して新規事業の企画や提案のサポートに取り組み、現在は医療関連の新規事業開発責任者を務めている。

 
写真右/布野 翔太(ふの・しょうた)
アグリゲートメディア事業部 部長
大阪大学大学院 工学研究科を修了後、2023年レバレジーズへ新卒入社。インターン時にマーケティング部メディア戦略室でSEO・プロダクト改善の担当者として事業グロースを行い、新規事業の立ち上げ担当に抜擢。入社後はプロダクトマネージャーとしてインターン時に開始した新規事業の立ち上げ責任者を務める。

※内容や肩書は2024年3月の記事公開当時のものです。
 

社会課題を解決できるビジネスを立ち上げたい

――お2人は当初から起業家や事業家を目指されていたそうですが、そう考えるようになったきっかけがあれば教えてください。

布野:きっかけは2つあります。1つは大学院での経験です。私は工学研究科に所属していましたが、技術の深掘り以上に、技術を社会実装させるためのサービス作りに興味を持ちました。大学院で少しビジネスに関わる経験もして、それが非常に面白かったんです。

もう1つは元々の性格です。世の中で当たり前になっていることでも、「これはなぜこうなっているんだろう」と気になってしまう性格でして……(笑)。例えば飲食店でアルバイトをしていた時、閉店時には当たり前のように余った食材を捨てていましたが、一方で海外に留学してみると、十分に食べられない人たちがたくさんいます。なぜこんな格差が生まれているんだろう?と、つい考えてしまうんです。その他にも様々な社会課題に対して、なぜこういうことが起きているのかと考える瞬間がたくさんあり、ビジネスで課題解決に取り組んでみたいと考えるようになりました。

――なるほど。続いて中嶋さんからも、事業家を目指したきっかけについて聞かせてください。

中嶋:社会課題の解決に関心を持ったという点では同じです。私の場合は塾講師のアルバイトで高校生を教えている時に、家庭環境によって教育水準や人生が規定されている状況に強い課題意識を持ちました。恵まれない子たちにも素晴らしい教育を届けられるサービスやプロダクトを作りたいと思ったことが、事業家を志した大きなきっかけです。

――そのまま教育業界に就職することは考えなかったのでしょうか?

中嶋:もちろん当初は検討しました。ただ、学生時代の私の印象では、今の教育業界で安定して収益が出ている企業は、教育格差という社会課題を解決しているわけではないと思っていました。なぜなら、収益性の高い企業は、教育におけるマイナスをゼロにする部分に向き合うのではなく、既に一定満たされている需要を更に増幅するようなサービスが多いと感じていたからです。

一方で、スタートアップで教育格差の解消に取り組んでいる企業もありましたが、今度は収益性に課題を抱えていました。社会課題を解決するビジネスを立ち上げるのは、相当難しいんだなと実感しましたね。

お金に余裕のない人を対象にするわけですから、さまざまなステークホルダーを巻き込みながら、綿密にビジネスモデルを設計する必要があるわけです。当時の私は、今の自分にそんな力はないと思い、まずは自分自身でサービスやプロダクトを生み出すスキルを身に付けられる環境を求めて就活を始めました。

事業創造に必要なスキルを、最速で身に付けられる環境を求めて

――就職活動はどういった流れで進めていったのでしょうか?

中嶋:事業開発できる力を身に付けるという軸で、最初はコンサルティングファームを見ていました。ただ業界研究を進める中で思ったのは、コンサルタントになれば専門性は磨ける反面、事業開発に必要なスキルを網羅的に学ぶのは難しいだろうということです。戦略や財務、税務、IT。さまざまなドメインの専門家にはなれますが、より幅広く、かつ実践的な戦術や実行の力を磨くには事業会社に身を置く必要があると考えるようになりました。

そこで次に検討したのが、経営者と目線が近いスタートアップ企業です。しかし、多くのスタートアップは、1つのサービスを会社全体で世の中に広げていくフェーズにあります。自分で責任を持って新しい事業を作っていくわけではありません。そうなるとこれも、自分の望んでいるスタイルではない。新事業への投資余力があって、実際に毎年新しい事業を作っていて、若手に責任者を任せてくれて……という形で絞っていくと、レバレジーズ以外に選択肢はなかったというのが率直な感覚です。

布野:かなり近しい感覚です。私もコンサルティングファームとサービス作りに携われる事業会社をどちらも検討しました。最終的に事業会社を選んだ理由は、事業を作るだけでなく、世の中にサービスを出した後も継続的に改善を繰り返し、多くの人に届けるプロセスも経験したかったからです。新規事業の創造に強みを持つファームはありますが、基本的には作るところまでしか関われません。

0から1を生み出すところはもちろん難しいし重要なのですが、それを10に、そして100へと伸ばしていく力も事業家としては必須です。そのためにはやはり事業会社に身を置くことがベストだと判断しました。その中でもレバレジーズに決めたのは、やはり若手に任せる文化と裁量権の大きさがポイントです。入社1、2年でも本当にゼロから事業作りを任せてもらえますからね。

――実際に入社した後は、思い描いていた通りのキャリアを実現できていますか?

中嶋:はい。最初はレバテックというIT人材の転職支援サービスのマーケティングを担当して、2年目の途中からフリーランスのエンジニア向けの新規事業の立ち上げを任せてもらいました。プロダクト開発から全体のマーケティング戦略立案、チームマネジメント、法人営業。布野の言うところの、0→1と1→10を計2年ほど担当した後、4年目からはまた別の新規事業も責任者として立ち上げています。

――本当に任されるのが早いですね。苦労したことなどはなかったのでしょうか?

中嶋:分からないことだらけですし、見るべき変数が圧倒的に増えるので、毎日が苦労の連続でした。それぞれの変数を改善するために社内外の専門家に聞いたり、自分で手を動かしてPDCAを回したり。全てのプロセスが大変であり、最高に面白かったですね。

内定者インターン時代から、新規事業立ち上げに向けた調査と設計に従事

――新規事業の内容は、どういう手順で決まるのでしょうか?

中嶋:さまざまなパターンがあります。経営陣から「こういう事業を創りたい」ということで責任者がアサインされることもありますし、逆に現場で課題を見つけた人が起案して作ることもあります。比較的多いのは、一方通行ではなく経営陣とメンバーが壁打ちしながら磨き上げていくパターンですね。

現在はオンライン診療の事業責任者を務めているのですが、これは社内で行っている新規事業立案の合宿で出てきたプランです。私が出したアイデアではないのですが、これもその時々でして、起案した人が責任者として立ち上げる場合もありますし、現在の業務との兼ね合いから別の人間が担当するケースもあります。

ちなみに私が最初に立ち上げたフリーランス向けの事業は、現在は布野が責任者として成長させてくれています。

布野:現在2つの事業の責任者を務めていて、1つは自分が最初から立ち上げた事業、もう1つが中島さんから引き継いだ事業です。

私は2023年の新卒入社なのですが、前年の9月から内定者インターンとして働いていました。中嶋さんの事業部で数カ月間SEOを担当した後、このビジネスモデルを別の業界に転用できないかリサーチすることになりました。業界の調査や機能設計を行った結果として転用可能と判断し、2023年の6月に新規事業をスタートしました。そのタイミングで、中嶋さんの事業も引き継いでいます。

中嶋:事業が立ち上がったのは2023年6月なのでその時点ではすでに布野は入社していますが、新規事業のリサーチと立案は内定者インターン中にやっていた形ですね。

――それはすごいですね。布野さんはレバレジーズで働いてどこが一番成長したと感じますか?

布野:戦略立案とかマーケティングの細かな機能とか、ビジネスに関するハードスキルは着実に身に付いてきていると感じます。ただ、今一番伸ばしたいと思っているのは、多くの人を巻き込んでいく力。携わってくれる人を増やしていかない限り、事業は大きくならないからです。まだまだ足りていませんが、事業家にはこの力が必要なんだと気づけたことは、大きな成長かなと思っています。

中嶋:すでにだいぶ変わりましたけどね。布野は初めて出会った時から驚くほど賢かったんですけど、同時にちょっと怖かった(笑)。でも今は、人としての温かみとか柔らかさが出てきて、周りからも愛されるようになったと思います。

布野:自分では意識してなかったんですが、当時のことはよく言われます。やってやる、という気持ちが出すぎていたのかもしれません。

新規事業へのチャレンジを歓迎するカルチャー

――お2人の働き方はいわゆるイントレプレナー、社内起業家ということになると思います。一般的な起業と比較してどんなところがメリットだと思いますか?

中嶋:当たり前のことかもしれませんが、必要なアセットがすでにそろっているのは大きなメリットですよね。資金もそうですし、バックオフィスや一緒に働く仲間もいる。そういう部分が整っているので、事業開発とか社会に価値を提供するところに集中することができます。

布野:レバレジーズには、実際に社内起業してきた先輩たちがたくさんいますし、事業を成長させるナレッジもたまっています。分からないことや壁にぶつかった時に気軽に相談もできるのは、当社ならではかもしれません。

中嶋:そうですね。社内起業のデメリットとして、既存事業を担当しているメンバーから嫌がられるという話を聞いたことがあります。新規事業の収益が上がり始めるまでには少なからず時間がかかりますから、その期間は既存事業の利益を食いつぶしていると捉えられてしまうんですね。

でも、レバレジーズではそういったことは一切ありません。新規事業に挑戦するのが当たり前のカルチャーですし、むしろ応援してもらえる環境です。もちろん無制限にリソースを投下できるわけではありませんが、自分で立てて合意を取った事業計画の中であれば、不要な抵抗や制約を受けることはありません。

――ありがとうございます。そうした環境が整っているレバレジーズが今求める人物像についても教えてください。

布野:個人的には思いを持って何かに取り組める人と働きたいですね。新規事業の立ち上げってスムーズに進むことの方が少ないですし、「絶対に成し遂げるんだ!」という気持ちがないと難しいと思います。

就職活動は自分が本当に何をやりたいのかをじっくり考えられる貴重な機会ですから、妥協せずに突き詰めてみてほしいですね。

中嶋:近いですが、野心を持った人に来てほしいと思っています。「こういう社会課題を解決したい」と明確に決まっている人はもちろんですし、現時点ではまだ解像度が高くなくても構いません。布野の言うように就活を通して見つかることもあるでしょうし、仕事をし始めてから気付くこともあるでしょう。

何かしら新しいビジネスを生み出したい。それによって世の中をより良い方向に変えていきたい。そういった野心を秘めている方に、ぜひお会いしたいと思っています。


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